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米国ニュースで投資家心理好転か?

本日の日本株は、日経平均は13914円となり、かなり好調でしたね(^^)。 
色々な所で言われています、節目の13900円を抜けてきましたので、このまま一気に14000円台に乗せて欲しいですね。

東証大引け・急反発――投資家心理好転、金融株軸に幅広く買い(NIKKEI NET)
------引用開始-----
25日の東京株式市場で日経平均株価は急反発。大引けは前週末比414円11銭(3.07%)高の1万3914円57銭で、1月15日(1万3972円63銭)以来、約1カ月半ぶりの高値を付けた。米国の金融保証会社(モノライン)大手の救済策への期待が高まったことを背景に金融市場での信用不安が後退。投資家心理の好転につながり、大手銀行株や損保株など金融株を軸に幅広い銘柄に買いが入った。東証株価指数(TOPIX)も大幅に反発し、2月4日以来の高値水準を回復した。
------引用終わり-----


さて、日本株が上がった原因は、上の引用記事でもありますように
「米国で今一番心配されている、モノライン会社の破綻>金融クラッシュ」
への救済策が出てきたためのようです。 (後付け説明になってしまいますが、、、)
(参考記事: 「サブプライム問題より深刻な問題、CDSとモノライン」・「バフェット氏が米国経済を救うかも」)


さて、本当に投資家の心理が好転したのでしょうか??






投資家心理を見るための指数として便利なものに、VIX指数というものがあります。

有名な指数ですので、いまさら感がありますが、簡単に説明すると、、、
「米国のS&P500の先物のボラティリティの数値」です。

日本語では、なぜか「恐怖指数」とか「恐怖心理指数」とか呼ばれています(^^;

株価が荒れ、投資家の心理が恐怖でナーバスな状態になると、指数の値が上がります。
そして、だいたい30を超えると恐怖のピークに達しているといった感じでしょうか?



VIX指数

さて、上の図が、VIX指数の過去2年のグラフです。

2007年の上旬までは、15ぐらいで行き来していますが、
2007年8月に第1回目のピーク(昨年の盆の大暴落のときです)が来て以来、高い値をキープしています。
そして、直近では、ソシエテ・ジェネラルの不正トレードのあたりにもピークが来ています。

短期的に見れば、、、確かに、VIX指数が下がっていますが、まだまだ高いようです。
(本日の値は「24.06」でした。)


さて、本日、投資家心理が好転して株式市場が上がりましたが、、これからはどうなるんでしょうね??


ちなみに、補足です。
今週も重要指標が沢山発表されます(超注目なものでも毎日のようにあります)。
もしかすると市場が荒れるかもしれませんので注意しながら荒波を乗り越えましょう(^^//

・26日、米国 :生産者物価指数
・27-28日、米国 :バーナンキ議長 議会証言
・28日、米国 :新規失業保険申請件数 
・28日、米国 :07年第4四半期 実質GDP

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