小金持ち父さんの資産設計塾（？）

9/21の、「BGIが海外ETFが22本追加投入」の記事で、バークレイズ・グローバル・インべスターズ・グループが、海外ＥＴＦの届出を終え、発売準備がそろったという記事を書きました。

その記事の中で、私の個人的な思いとして、
「MSCIワールドインデックス（IWRD）の一本で、先進国株式を網羅できて良い」
とか書いたんですが、よくよく見ると魅力減な部分がありました。

さて、その魅力を殺ぐ部分ですが、

それは、手数料がなぜか高い。

JCN Networkの記事　に、登録済み海外ＥＴＦ一覧（ここ）が出ているのですが、それを基に比較してみます。　（3パターン)

その1　一本で持つと
iシェアーズ MSCI ワールド（IWRD）　・・・管理報酬年率　0.50%

です。
それに対して、

その2　地域別に持つと
iシェアーズ MSCI 北米（INAA）・・・　年率0.40%
iシェアーズ MSCI ヨーロッパ（IMEU）・・・　 年率0.35%
iシェアーズ MSCI パシフィック[除く日本](EPP) ・・・年率0.50%
ＴＯＰＩＸ（国内ＥＴＦ）・・・年率0.11%　　　　[ 9/29追記]

です。

ちなみに、ＭＳＣＩによると（詳細はここを参照）
ワールド(IWRD)　＝　北米（INAA）　＋　ヨーロッパ（IMEU) ＋　パシフィック（NYSE）
です。
とすると、 MSCI ワールドで持つより、地域別でバラバラで持つ方が手数料が安いですね？
何故でしょう？　（誰か教えてください）


その3　今、日本（楽天、イートレード）で購入できる海外ＥＴＦで組み立ててみると、

シェアーズ MSCI EAFE インデックス （EFA） ・・・　年率0.35％
シェアーズ S&P500 インデックス（IVV） ・・・　年率0.09％

ぐらいで、大体、MSCI ワールド（IWRD）　に近い内容になると思います。

EAFE = ヨーロッパ＋パシフィック
S&P500 = 北米 - カナダ　-アメリカＳ＆Ｐ以外
ですので、　投資対象としてカナダが抜けてしまいますが、、大体近いと思います。

この組み合わせで買うと、さらに手数料が安いですね。


この手数料の微妙な違いはどこからくるんでしょう？

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