小金持ち父さんの資産設計塾（？）

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東証に最近上場した「ETFS貴金属バスケットETF」ってご存じですか？

国内ＥＴＦの割には取引できない証券会社も多いので「知らない」という方も多いと思いますが、８月末に上場された商品に投資するＥＴＦです。　
もしよろしければ、過去の記事「商品ＥＴＦ（ＥＴＦＳシリーズ）の上場」等を参考にしてください。


そして、「大変なことに」なっているのが、流動性が全く不足していて価格が飛んでしまっていることです。

まずは、１０日の東証の発表をご覧ください。

ETFS　貴金属バスケット上場投資信託　投資証券（コード1676）の基準値段の変更について（東証より）

で、ちなみに、この日の「ETFS貴金属バスケット上場投資信託」の理論価格は、
7,613 円　
平成21年11月10日午前1時（ロンドン時間2009年11月9日午後4時）時点
(こちらの資料の最終ページを参照)


なんだ－！！　この乖離率は！！！　5980円で買って理論価格で売れれば丸儲け！！

って思った方も多かったんでしょうね。　

私も、「なぜに５９８０円？」っと思い、情報収集をしていたら、　板情報に大量の買いが並んでました（＾＾）　ちなみに売り側は０でしたけど・・

ＥＴＦでこの状況は、まさに異常事態




そもそもの原因は、流動性がないことです。　過去の出来高を見ても


のように、全く売買がない日の方が多い！！

個人的には、商品のバスケットＥＴＦは面白いと思っていたのですが、この閑散な状況はさすがに手が出せませんね。　「鶏が先か卵が先か」的な話になってしまいますが、なんとか盛り上がってもらいたいですね。


ちなみに、先に書いた「5980円のディスカウント価格での大量の買い」はどうなったかというと
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本日の出来高は０でした。

そして、東証からまたもや発表が、
ETFS　貴金属バスケット上場投資信託　投資証券（コード1676）の基準値段の変更について（東証より）

理論価格7543円に一気に近づいてしまいました（＾＾；

やはり、ノーリスクではもうけられませんね（＾＾；

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