忍者ブログ
文字サイズ変更 >> 【 小さく標準大きく

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。



お気に召したらポチっとお願いします >> 拍手する


商品ETF(ETFSシリーズ)の上場

8/10「 コモディティETFの上場が続々と 」でも取上げましたが、先日(8/4)に貴金属ETFが4+1本東証に上場しました。

上場したのは、以下の4+1本
  • ETFS 金上場投信(金ETF)
  • ETFS 銀上場投信(銀ETF)
  • ETFS 白金上場投信(プラチナETF)
  • ETFS パラジウム上場投信(パラジウムETF)
  • ETFS 貴金属バスケット上場投信(貴金属バスケットETF)
最後の1本は、4つ(金・銀・プラチナ・パラジウム)の金属のバスケットETFとなります。


あまりにも静かなスタートだったので、完全に忘れ去られた感じもしますね(^^;
実際にも、初日は、「金ETF]と「パラジウムETF」は取引なし、「銀ETF」で140口しか出来高がなかったようです。
また、取扱いしているネット証券もまだ少なく、業界1,2位のSBI証券や楽天証券では取扱いしていないようです(マネックス証券は扱っているようです。)


こんな、忘れ去られたETFですが、内容を見るとそんなに悪くないようです。




ETFなので、信託報酬が安い
  • 金ETF・・・0.39%
  • 銀ETF・・・0.49%
  • プラチナETF・・・0.49%
  • パラジウムETF・・・0.49%
  • 貴金属バスケットETF・・・約0.43%(バスケットの比率によって若干異なる)
例えば、一足先に東証に上場している金(現物)ETFの信託報酬が0.40%ですので、安さではほぼ互角の勝負です。



現物での投資

株以外のETFというと、リンク債などの仕組みを使った物が多いですが、今回の貴金属ETFは、
「現物を実際に保有している」
ようです。
安全性についても非常に高いと言えると思います。 (といっても地金には交換出来ないんですが)



海外との重複上場

日本での出来高は全く駄目でした。 しかし、このETFは、ロンドン、ユーロネクストなどにも上場されていますので、価格が大きく乖離する可能性は低そうです。
(といっても、さすがに、売買なしや140口が続くと問題ありですが)



税金がかからない(譲渡益は課税されない)

裏技的な感じもしますが、今回のETFは「外国投資法人債券」という扱いになるようで、
「貴金属証券の売却時 、その譲渡益には課税されません。 」

もちろん今後税制が変わる可能性はありますが、しばらくの間は非常に有利な条件です。

ただし、デメリットが1つ発生します。 このETFは特定口座の対象外になります。 海外ETFを買っている人にとっては、同じ扱いになると思えば、別に問題になるほどのデメリットでもないですが、、、



インフレヘッジに金を買おうと悩んでいる方には、結構良さそうな投資先だと思います。 特に貴金属バスケットETFなんて面白そうです。
PR
お気に召したらポチっとお願いします >> 拍手する

この記事に対するコメント

この記事に対するトラックバック

この記事に対するコメントの投稿


この記事に対するトラックバックURL



・できれば言及リンクをお願いします。
・記事の話題に絡まないトラックバックは削除させてもらいます