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投資全般(株、投資信託、ETF、為替証拠金取引(FX)、債券など)で感じたことの独り言
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× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 ソーシャルレンディング「maneo」について その2
Date:2008/11/29 23:23
11/10の記事「ソーシャルレンディングサービス「maneo」」でも紹介しましたが、個人間の融資の場を提供するmaneoについて、今日セミナーに行ってきました。(ちなみに、maneoのサイトはこちら) でも、いきなり大失敗(汗) そもそも今回のセミナーに行くきっかけは、前回の記事を見たmaneoの方から「セミナーありますから来てください」というお誘いを受けて聞きに行ったのですが、何かセミナーのテーマに違和感が、、、。で開始、数十分で気がつきました(遅すぎ?? 汗)、「お金を借りる人が対象のセミナー」でした。 しっかり確認しなかった私も悪いんですが、まさか借りる側のセミナーにお誘いを受けているとは思いもよりませんでした(汗)。 完全に「貸す側のセミナー」だと思い込んでいました(笑) それでも、maneoの仕組みをより詳しく知ることが出来ましたし、途中から”貸す側”の立場での質問も受け付けてもらえたので、皆さんが気になるであろう点もしっかり聴いてきました。 では、本題に戻りまして、 ソーシャルレンディングとは、大雑把に言うと「個人間でお金を貸し借りする」ことで、例えば誰かが車を買いたいがキャッシュがないというときに、利子を取って資金を貸してあげることです。そして現在だいたい6%前後の金利がついているようです。 低金利の日本で年利6%の投資なら、なかなかの投資先ではないでしょうか? でも気になるのは、「そんなオイシイ話があるの? 貸出した資金を返してもらえないのでは?」ということだと思います。その点について以下のような話でした。 貸出した相手が借金を返さない場合はどうなるのか? これは前回の記事でも書きましたが、「貸出先の返済延滞から60日間が経過した場合には、maneoが貸付元本及び利息の全額を返済するように督促。返済延滞から90日間が経過した場合には、外部の債権回収会社(サービサー)に対して債権を売却することを検討。」 つまり、最悪の場合は、債権を外部の債権回収会社に売却して終了となるようです。どのくらいで売却されるか一概に言えないようですが、「1ー2割ぐらいしか返ってこないのでは?」ということでした。 この点は注意しないといけないリスクです。 返さない確率(デフォルト率)はどのくらいなのか? 日本ではどの程度になるかが分かりませんが、 海外にも同様のサービス(英国;Zopa 、米国;Posper)があるようで、そのサービスの場合だと1%程度だそうです。 貸出先の信用度はどうやって知るのか? 貸出す側として、本当に信用できそうなのは「maneo score」。計算式は分かりませんが、年収・既存借入残高等で算出されるようです。 40-50ぐらいが平均で、80を超すとキャッシュフローもかなりある優良な貸出先となるようです。 (逆に年収が低いとリスクが高くなるのでスコアーが下がるようです) 個人的には超重要な指標の気がするのですが、maneoのサイトではあまり説明がされていないようです。 そのためか、「maneo score」の高い優良な投資先でも、金利が低いという理由だけで貸出し側が現れなかったりするようです。(金利+後述のSNSだけが重要指標として機能しているようです)。 この点は、貸出しする人にmaenoから、もっとアピールして欲しいですね。 あと、信用度を知る仕組みとしては、SNS機能があるようです(これがメイン機能だとおもいます)。何故お金を借りたいのか、どうやって返すのかを公開し、Q&Aを受けるつける機能がついています。 ただ、気をつけないといけないのは、SNS上では嘘をでっち上げて書けるという点です。 少し金融リテラシーがあれば、矛盾ない内容で「夢を叶えたいので貸してください」なんてすぐ書けそうです。実際借りた資金をどう使っているかはmaneo側ではノーチェック(チェックできない)のようです。 基本的には嘘は書かないと思いますが、デフォルトするような人は、誇張した表現や嘘などを書く確率が高いと思いますので注意が必要です。(デフォルトしそうな人を見極めたいのに、そういう人こそ嘘を書くので、システム運用的な矛盾を抱えますね) これは期待できそう 最後にポロッと言われていたのですが、デフォルトしたときに元本を保証するような仕組みを考えているらしいです(時期的には来年??)。 保証を受けるためのコストとの兼ね合いがあると思いますが、1-2%前後の費用で元本保証を受けられるなら非常に魅力的な投資先になりそうです。 この保証サービスがスタートすれば、、、、私は投資したいかも(^^; かなり投資先として期待できます。 PR
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プロフィール
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基本は、ETFと投資信託を利用した分散運用を行っています(基本パッシブ運用、一部アクティブ運用のコア・サテライト戦略)。
このホームページのタイトルは、私が本格的に投資するきっかけとなった、内藤忍氏著の「資産設計塾」と、ロバートキヨサキ氏著の「金持ち父さん貧乏父さん」から頂きました。 カテゴリーリンク最新記事最新コメント最新トラックバックカウンター管理人への連絡
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この記事に対するコメント
こんばんは
セミナーお疲れ様です(^^♪
このエントリーを読む限り、うさみみ的には魅力を感じませんでした。
サブプライムでは、格付け会社が問題になりましたが、システムが疲弊すると成績を上げるために、審査レベルが落ちるってはなしがどこにでもあって、結局それが爆発した時に大損するのは、「貸し手」かなって。
今の金融機関が不良債権を抱えて虫の息なのが、今度は自分か?という想像をしてしまいます。
しかし、時代はそういう時代なんですね。
悪く言えばリスクをばら撒く時代、良く言えば個人もそういう投資に参加できる時代が来ているんでしょうね。
Re:こんばんは
うさみみさん、こんばんは。
>サブプライムでは、格付け会社が問題になりましたが、システムが疲弊すると成績を上げるために、審査レベルが落ちるってはなしがどこにでもあって、結局それが爆発した時に大損するのは、「貸し手」かなって。
maneo自体はマーケットプレースを準備してくれているだけなので、信用度は我々が判断するようです。 その判断材料がSNSがメインというのは少しだけ不安ですね。(といっても、最低限のラインとして、一応信用調査したり、年収が300万以上等の条件をクリアしないとダメなようですよ)。
ですので、私も今のままだと少し不安です。でも、デフォルトの補償制度が揃えば、面白そう。
>今の金融機関が不良債権を抱えて虫の息なのが、今度は自分か?という想像をしてしまいます。
ターゲットとしては、銀行では設定があまりない少額の借り入れとか、決算期を迎えていないベンチャー(決算を済ませないと普通は借りられない)の借り入れ等を狙っているようですね。(ニッチなニーズ狙い?)