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投資全般(株、投資信託、ETF、為替証拠金取引(FX)、債券など)で感じたことの独り言
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Date:2008/10/29 23:05
ようやく株価の下げが一段落付きました。これで底打ちしてもらえると嬉しいのですが、まだまだ先は見えません。米国は金融危機の震源地、欧州も飛び火、日本はなぜか(^^;他の地域以上に下げてます。では、新興国の状況はどんな感じになっているのでしょうか?いつものお世話になっていますSeekingAlphaに面白い記事がありましたので簡単にまとめ&補足してご紹介。 今年度に入ってから新興国(エマージングマーケット:BRICs、韓国、台湾、メキシコなど23カ国)の全ての株価が下がっており、既に半分以上も値が崩れています。インデックスに含まれている国の中には、IMFの支援が決まったハンガリーや、IMFの支援が噂されている韓国などが含まれています。 先進国の投資環境が荒れている間は、新興国の投資環境は大変厳しいのですが、過去の例を見ると少しだけ明るい兆しがあるようです。 というのも、 現在、エマージングマーケットインデックスのPERは8倍程度と株価が安値圏に入っています。 1992年からの該当インデックスの推移を見ると、PERはだいたい15倍あたりのようです。そして、1992年以降では、1998年のロシアの破綻や、2000年のITバブル崩壊などもありましたが、その時でさえ、PERはロシア崩壊=12倍、 ITバブル崩壊=10倍までしか下げなかったとようです。つまり、今回のPER=8倍は下げすぎ感があります。 PER推移のグラフ (SeekingAlpha:Emerging Markets: Compelling Valuations, But Not Without Riskより引用) そして、まだ話は続きまして、 エマージングマーケットインデックスのPERが13倍を切った後の株価の推移について注目すると、1992年以降では6回あったのですが、その全てにおいて1年後株価は大きく戻しているようです(平均44%のUP) (SeekingAlpha:Emerging Markets: Compelling Valuations, But Not Without Riskより引用) もちろん、過去の出来事は過去の出来事であるので、今回の金融危機に当てはまるかは分かりませんが面白い結果だと思います。 そして、さらに追加の情報として、
また、ここにきて、中国が住宅取得に優遇処置を打ち出してきたり、インドが政策金利を1%下げたりと、色々な対策を打ってきています。 購入するにはかなりの勇気が必要ですが、面白い状況になってきているかも知れませんね(^^; ■参考情報 SeekingAlpha:Emerging Markets: Compelling Valuations, But Not Without Risk PR
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プロフィール
HN:モンチ
性別:
男性
基本は、ETFと投資信託を利用した分散運用を行っています(基本パッシブ運用、一部アクティブ運用のコア・サテライト戦略)。
このホームページのタイトルは、私が本格的に投資するきっかけとなった、内藤忍氏著の「資産設計塾」と、ロバートキヨサキ氏著の「金持ち父さん貧乏父さん」から頂きました。 カテゴリーリンク最新記事最新コメント最新トラックバックカウンター管理人への連絡
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この記事に対するコメント
無題
EEM購入を検討中です。
今週チェックしたら20ドル切ってたんですよね~。
いくらなんでも安くね???
って思って、でも躊躇してたら、
20ドル台に戻ってました。
まあ、まだまだ安値圏ではありますが・・・。
根性なしなので、どうも踏ん切りがつきません。
しばらく推移を見守ります。
Re:無題
マルキールさん、こんばんは。
>EEM購入を検討中です。
私も検討中です
でも海外ETFを買うときはまとまった金額になるので、手数料割引キャンペーンをどこかの証券会社がやってくれるまで待ち(^^;
>根性なしなので、どうも踏ん切りがつきません。
>しばらく推移を見守ります。
そうですね。数ヶ月のスパンなら、まだまだ大きく値があがるということはないと思います(思うだけですので、あるかもしれませんが)
EEM
もしかしてPBR1倍を割れていたりして・・・
全然、調べていませんが(笑)
新興国は原油、穀物などの一次産品で利益をあげる企業が幅を利かせている気がするので、商品相場が暴落して新興各国が悲鳴を上げ始めたら、EEMを買おうかなと考えています。
(ロシアが真っ青になって慌てふためいたら出動???)
Re:EEM
びわごんさん、こんにちは。
>もしかしてPBR1倍を割れていたりして・・・
1月前のデータだと、2.8倍でした。
(日本株の1倍割れが異常なんですよ、きっと)
>新興国は原油、穀物などの一次産品で利益をあげる企業が幅を利かせている気がするので、商品相場が暴落して新興各国が悲鳴を上げ始めたら、EEMを買おうかなと考えています。
そういう意味ですと、資源を輸出している国のロシア・ブラジルと、資源を輸入している国の中国・インドで明暗が分かれるかもしれませんね。びわごんさんの見通し(商品相場下落)で行くと、中国とインドが有力??
こんばんは
どこの国もいろいろ手を打ってきていますね。
日本が遅いとはいつもどおりでしょうか…。
BRICsが持ち直してくれるとありがたいです。
Re:こんばんは
うさみみさん、こんばんは。
>どこの国もいろいろ手を打ってきていますね。
>日本が遅いとはいつもどおりでしょうか…。
日本は、、、、いつも通りですね。 でも一応対策が出てきていますので良しとしましょう。
BRICsは、、、、対策は取っていますが、まだまだ金融機関の混乱の方が規模が大きいですね。なんとか底打ちしてくれると良いのですが。