Date:2008/05/22 00:48
最近のブログの記事を読み返しますと、役に立つコンテンツが少ない気がしてきました(汗)。 個人的には、「後から読み返しても使えるネタ」を書きたいんですが、ついついニュースなどの時事ネタを追っかけてしまいます。 ですので、たまには気分を換え「個人的主観記事」でも書きます。 (できれば、シリーズ化(笑))閑話休題
私も投資し始めの頃は、駄目駄目な投資をしてきました。 本当に「リスク無視、コスト無視、分散投資なんで何のこと?」状態でした。 そして痛い経験を沢山積んできました。
そしてその反省から、(長期)投資関係の本を読むようになり、色々な方のブログ等も拝見するようになり、ようやく、まともな投資ができるようになった気がします (まだまだ勉強中の身ですが)。
その結果、得られた投資の真髄(笑)は、ずばり「シンプルが一番」です。
さらに、詳細な方法論としては、 次の3つのシンプルな考え方で十分ではないでしょうか?
1) 私(あなた)に必要とするリターン・リターンをもたらす、アセットアロケーションを組んで運用する。
アセットアロケーションは、国内外の株式・債券・リート・商品etc等の資産の配分のことを指しますが、これらの組合せ比率でリスクとリターンを調整することができます。 (そしてこの配分比率こそが、リスクとリターンを決める大要因になる。)
また、重要なことは、各個人が取れるリスク(もしくは必要とするリターン)の量を把握し、必要最小限のリスクに収まるように配分比率を考えることだと思います。
2) コスト意識は重要
長期投資の天敵はコストです。 特に毎年かかる信託手数料のような物は致命的なダメージを与えかねません。 何十年もの間、複利で運用されますので、たった1%の違いでも大きな差になります。
インデックス投信・ETFなどはコストが安いため、私も沢山保有していますが、 逆にコストの安いアクティブファンドがあれば、投資対象としてもありだと思います。
3) 定期的に続けられる仕組みが必要
一番簡単なものは、定期積立で自動的に買い増す方法だと思います。 どうしても自分で投資したい(私もその一人)場合は、相場の乱れにも左右されないよう1年間の購入予定を紙に書いて貼っておくのも有効だと思います(笑)。
一番重要なのは、下げ相場の安値圏で間違いなく買う(逆に高値圏でも小躍りしない)冷静さを保つ仕組みを作り出せるかと言うことだと思います。
結局、色々な話の受売りっぽくなってしまいましたが、、、次回も続くでしょうか、、、、
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この記事に対するコメント
無題
お父さんのブログは欠かさず拝読しています。
いつもお返事ありがとうございます。
ダメダメ投資をされていたと知り、少しほっとしました。
きっとそういう経験があって色々わかるんですよね。
きっと、投資を始めてわからないことが多い私のような人や、これから投資を始めたい人もいっぱい居ると思います。
わかりやすいし、これからもこのシリーズ続けてください。
Re:無題
ぴっころさんこんばんは。
>お父さんのブログは欠かさず拝読しています。
ありがとうございます。
>いつもお返事ありがとうございます。
>ダメダメ投資をされていたと知り、少しほっとしました。
>きっとそういう経験があって色々わかるんですよね。
ITバブルはじける寸前にアクティブファンドを買って10年間ファンドの塩付けとか、 今だと買わないだろうグロソブを買ってみたりとか、FXでレバレッジ無視で運用したりとか、 (汗)
幸運なことに、どれも少額の被害で済んだので、今も生き残ってます。
無題
やっぱり、「投資」は長期ですよね。
ケースバイケースですが。
「短期」は投資じゃなく、ギャンブルでしょう。
コストについては、
去年の初めまでまったく意識してませんでした・・
儲かっている間は気にならないんですよね。
長期投資だし。
私はサブプライム問題で暴落してから
コストを意識するようになりました。
それまでは、コストが気にならないくらい
価値が上がってたので。
結論からいうと、ある程度コストも意識しておけば
いろんな面で損しないですみますね。
Re:無題
桜大和王さん、こんばんは
>コストについては、
>去年の初めまでまったく意識してませんでした・・
>儲かっている間は気にならないんですよね。
>長期投資だし。
冷静に考えると、長期だからこそ、1%の違いが、決定的な差になるんですが、確かに儲かっている時は、コスト意識がなくなってしまいますね(汗)
>結論からいうと、ある程度コストも意識しておけば
>いろんな面で損しないですみますね。
そうですね、唯一コントロールできるのはコスト(リターンは神のみぞ知る)ですから、少しでも損を抑えるように意識しないと駄目ですね。