少し前SBIファンドバンクの記事でも書きましたが、かなり安いインデックスファンドが一式が揃うようです。
その中の1つで国外株式へ投資する
「STAM グローバル株式インデックス・オープン」
が、販売手数料が0、信託手数料が0.777%となっています(安いです)。
そうすると、海外ETFを使って投資する場合と、このインデックスファンドで運用する場合でどれぐらい差が出るものか気になってきます。
といことで、ざっくりと計算してみました
(自分が知りたかっただけなので、かなりザル勘定です(^^;)
まず、外国株式とは、「MSCI KOKUSAI INDEX」(日本を除く先進国の株式)をベンチマークにすることが多いと思いますが、これを日本で購入可能な海外ETFで、どう投資するかです。
考えられのは、
1)S&P500 + MSCI EAFE (ただし、日本株式が含まれる)
2)S&P500 + S&P Europe 350(香港・オーストラリア等が含まれない)
3)S&P500 + S&P Europe 350 + MSCI PACIFIC EX-JAPAN (ほぼ等しい)
となります。
私の考えだと、
3)だと3本のETFが必要で手数料の問題で不利、また、PACIFIC EX-JAPANの時価総額がMSCI KOKUSAIに占める割合が5%程度なので無視しても、ほぼ問題ない。
1)だと、日本株式が2割ほど入るので影響を無視できない。
ということで、2)がベターだと思っています。
ということで、今回は、S&P500とS&P Europe 350を時価総額で重みをつけ、5対3で投資したもので比較します。
そうするとマネージメントフィーが、
iShares S&P500 INDEX FUND(0.09%)とiShares S&P Europe 350(0.60%)を5対3で合成して
約0.28%
販売手数料は、上記2つのETFが購入可能な楽天証券を利用するとして、1取引につき定額31.5ドル、つまり、2つのETFを購入時に63ドル(7000円ほど)、売却時に63ドル(7000円ほど)かかります。
また、ドル円への両替手数料が片道0.25円となります。
もし、100万円で購入するとすると、購入手数時(手数料0.70%+両替0.22%)で約0.92%かかります、また売却時も同様に約0.92%かかります。
以上のデータで比較しますと(100万円投資時)
STAM グローバル株式 インデックス・オープン |
海外ETF2本 | |
購入時 | 0% | 0.92% |
運用時 | 0.777%(年率) | 0.28%(年率) |
売却時 | 0.05% | 0.92% |
となります。
これで、どれぐらい差が出るか見てみます
(今回SBIファンドバンクのコスト計算機を使いました、以下の表は、各年で売った場合に、年率計算でどれくらいのコストがかかるかを表示しています)
1年 | 3年 | 5年 | 7年 | 10年 | |
海外ETF | 2.1% | 0.89% | 0.65% | 0.54% | 0.46% |
STAM グローバル株式 インデックス オープン |
0.82% | 0.79% | 0.78% | 0.78% | 0.78% |
差 | 1.28% | 0.1% | -0.13% | -0.24% | -0.32% |
手数料など発生する分、海外ETFが最初は不利ですが5年ぐらいから逆転しますね。
長期なら、やはりETFがいいですね。
(ただ、私自身は、意外にもインデックスファンドが健闘したのがびっくりでした)
この記事に対するコメント
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