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イールドカーブと株価の関係

11/22の記事「 3ヶ月国債の金利が、ほぼ0%の国(日本でも0.4%) 」では、以下のグラフを使って、「逆イールド状態が発生した後に景気が減速する」という一般的に言われている事実を確認しました。
S&P500と逆イールドの関係

その後、コメント欄で色々な有益な情報が寄せられて来ましたので簡単にご紹介します。

上の2つのサイトを見てもらえれば、私から語ることは何もないのですが、、前回の記事で
今回は、逆イールドに注目しましたが、逆に順イールド(短期<長期金利)の状態でその差が一定を超える時期を調べると、景気回復の入り口として使えそうです。
(じつは、既に調べ終わっているんですが、、、今後の記事のネタにおいておきます(汗))

と書いてしまったので、順イールドと株価の関係について書きます。



前回の記事と同様に、
・短期利回り=13Weekの短期債券の利回り
・長期利回り=10Yearの米国債の利回り
・株価=S&P500
の過去10年のデータを使って、チャートにまとめてみます。

S&P500とイールドカーブとの関係

赤のラインが、S&P500の株価(軸は左)
緑のラインが、10Yearの利回りー13Weekの利回り(軸は右)

今回のチャートを見る時に注意してもらう点は、緑のラインが「10Yearの利回りー13Weekの利回り」であることです。 つまり、緑のラインが0%以下になれば、逆イールドということになります。 逆にプラス圏の場合は、順イールドだといえます。 ちなみに、2008年11月21日で、その差は3.16%です。

そして、今回は私の個人的判断で、利回りの差が0%の所と3%の所に補助線を入れてみました(汗)。

前回の記事では、「利回りの差が0%(逆イールド)の時に、株価の比率を下げた保守的なポートフォリオに変更すると良いかも」と書きましたが、逆に3%の差が出るような状態では株価の比率を高めた積極的なポートフォリオにするのも良いかもしれません。
もちろん、短期的な売買には全く機能しないと思いますが、10年以上の長いスパンで見る場合は、何となく機能しそうな気がします。

ちなみに、現状は3%の差がありますので、積極的なポートフォリオに向かって徐々に株を買い進める時期かも知れません(^^;;;

ご注意!! 
過去の出来事が、将来も起こるとは限りません。実際に投資するときは参考程度に止めてください。
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