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投資全般(株、投資信託、ETF、為替証拠金取引(FX)、債券など)で感じたことの独り言
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× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 0.03秒を争う効率的な市場
Date:2009/07/26 00:11
先進国の株式市場は「効率的市場」と考えられています。「効率的市場」とは、「現在の株価は、ニュースリリースや業績の発表なども全て株価に折込まれ済みであって常に適正な価格になっている。」という1つの説です。 完全な効率的市場は、若干ですが疑問も残りますが、少なくとも普通の機関投資家が調査分析を行なっても、ほとんど長期的には市場平均に勝てないという事実を考えると、かなり正しい説なのかも知れません。 そして、以下のニュースを見ると、効率的市場はここまで進んでいるのかと感心させられました。 巨額利益生む「0.03秒」 米ゴールドマン (イザより) 24日付の米紙ニューヨーク・タイムズは、米金融大手ゴールドマン・サックスなどが高性能コンピューターを駆使し、他の投資家よりも一瞬早く市場の情報を得た上で、こうした情報を利用した株式の売買を超高速で行い、巨額の利益を上げていると報じた。
(略) ナスダック市場など米国の一部取引所は一定の料金を受け取る見返りに、特定のトレーダーに0・03秒ほど早く市場情報を与えている。ゴールドマンなどは超高速で演算処理できる高性能コンピューターを使ってこうした情報を分析、他の投資家を出し抜く形で取引を行っているという。 1秒以内の世界ですよ(汗) ・証券取引所に一定料金を支払って0.03秒早く情報をもらう ・膨大なIT投資を行なって、超高速で株式売買を行なう GSは、これで儲けているようですので、普通の機関投資家が専用端末を使ってニュースを目にするその瞬間には、既にニュースは織り込み済み、個人投資家が頑張って情報をゲットするときには既に古すぎる情報になっていると言うことになりそうです。 ディトレーダーにとっては、本当に厳しい現実をまた1つ知ることになったかも知れませんね。 インデックス投資家にとっては、膨大な投資コストを払って1秒以内で効率的市場を実現するGS様、ありがとうございます(^^;という感じでしょうか? PR
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プロフィール
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基本は、ETFと投資信託を利用した分散運用を行っています(基本パッシブ運用、一部アクティブ運用のコア・サテライト戦略)。
このホームページのタイトルは、私が本格的に投資するきっかけとなった、内藤忍氏著の「資産設計塾」と、ロバートキヨサキ氏著の「金持ち父さん貧乏父さん」から頂きました。 カテゴリーリンク最新記事最新コメント最新トラックバックカウンター管理人への連絡
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この記事に対するコメント
こんばんは。
す、すごいっす・・・。0.03秒って・・・むしろここまでしないと他の人を出し抜けないものなんですね(^^;)。
やはり短期的な穴より長期的な穴をみつけるほうがずっと楽そうですね。
Re:こんばんは。
田舎のKenさん、こんばんは
>す、すごいっす・・・。0.03秒って・・・むしろここまでしないと他の人を出し抜けないものなんですね(^^;)。
「ここまでやるのか」と少し感心してしまいます。 どれだけのIT投資をしているのかを知りたいですね。
喜ばしいニュースではないような、、
GSはインデックス買いも含めた効率的市場の結果の0.03秒を見ています。超短期のサヤ抜きをしています。そのサヤ分だけ、インデックス投資家も本来の価格より高く買わされています。
#コンピュータ上の0.03秒は無限とも思える時間です。
Re:喜ばしいニュースではないような、、
まぐろさん、こんばんは
物は考えようで、インデックスより市場が割高の場合はショートで儲けようとするはずですので、割高分はすぐに解消されます。(普通に買えば割高を掴まされるところを適正価格まで価格を修正してくれている)
理論的には、より市場の適正価格とインデックスの価格の乖離が少なくなるはずですので、インデックス派にはありがたい存在ですよ。