情報の早いブログ(道産子投資道など)では既に取り上げられていますが、日経新聞に、新規ETFが上場予定という記事がありました。
米S&P・日興アセット、新興市場連動のETF (NIKKEI NET)
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米スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)と日興アセットマネジメントは2008年春にも、ジャスダックや東証マザーズなど新興株六市場を対象に算出した株価指数に連動するETF(上場投資信託)を上場する。(略)
指数は「S&P日本新興株100指数」。新興六市場に上場する約1400銘柄のうち売買代金など流動性の高い上位百銘柄を対象にS&Pが28日から算出する。
(略)
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また、こんな記事もありました。
東証、REIT指数先物など導入 (NIKKEI NET)
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東京証券取引所は27日、2008年5月から東証REIT(不動産投資信託)指数を対象とした先物取引などの新商品を導入すると発表した。
(略)
新たに導入するのは東証REIT指数のほか、ミニTOPIX(東証株価指数)、TOPIXコア30の先物取引。
(略)
先物商品の拡充に合わせ、オプション取引についても来年5月までにETF(上場投資信託)やREITを対象としたオプション取引の上場制度を整備する。
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東証頑張っていますね!
最近、大証に先を越されることが多かったので、意地を見せているんでしょうか(^^;
何れにせよ投資環境が活気付いて良いことです。
このように市場が活気付く一番のメリットは、、
「市場の幅が厚くなる」
ということでしょうか。(新聞側の記事にも書いてありましたが)
特に新興市場などは、マーケットが小さく出来高も少ないので、新興市場ETFが上場されれば流動性が改善されます。また機関投資家も流動性の問題で投資できなかった新興市場にETFを使って参入できるようになります。 そうすると、今以上に活気付いたマーケットとなりますので、これからの値動きが楽しみです。
ただ、新興市場ETFを使うと、信用売りとかが簡単に出来てしまう(流動性に問題なさそう?)ので下げ相場のときに今以上に激しい下げ相場を作り出してしまうかも知れませんが、、、(^^;
インデックス派としては、市場の幅が厚くなって合理的な価格形成がなされることは歓迎すべきことですよね
この記事に対するコメント
質問です
こんばんわ~モンチさん
恐らくモンチさんが詳しいと思うので質問ですが
ETFのメリットなんですが、投資対象が分散できるのと
信託報酬が安い?のと他は何かメリットありますでしょうか?
私もETF買ってまして
上海A株価指数と香港H株株価指数購入してますが
8月暴落後の急騰であまりのボラの凄さに
びっくりしました(苦笑
Re:質問です
>都人さん
コメントいただいた内容で全てじゃないでしょうか(^^
例えば、インデックスファンドとETFを比較すると、
メリット
・インデックスファンドに比べると信託報酬が安い。
・ファンドと違ってキャッシュポジションがないので若干効率が良い
メリットかも(?)
・市場が開いているときにいつでも売り買いできる。(そこまで投資タイミングを図るかは疑問ですが)
デメリット
・最低買付け単位が、そこそこ高い。
・ファンドのように実際に投資している対象の時価から基準価格を決めるのでなく、市場の需給で価格が決まるので、インデックスから乖離する。(先日、大証に上場した上証50指数ETFは酷かったです)
米国の安いインデックスファンドだと、信託手数料が0.2%等ETF並みのものもあるので、日本でもそこまで環境が整えば、インデックスファンドの方がメリットが大きいと思います。
番外編として、個別株で分散できるなら、ETFよりさらにコストを抑えられます。