小金持ち父さんの資産設計塾（？）

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私はＥＥＭ（エマージングマーケットのインデックスに連動するＥＴＦ）を保有していますが、その割にはロシアの株式市場なんて全然チェックしてませんでした（汗）。たまたまニュースサイトで記事を発見したのですが、ロシアの株式が大変なことになっているようですね。

ロシア株、株買い支え策受け急反発 (from NIKKEI NET)

なんと、１日で＋２０％を超える暴騰ぶり。個別株ならともかく株式指数がこんなに急騰するとは、恐るべし。

原因は、ロシアの国家が、5000億ルーブル（約2兆500億円）を使って株式の買い支えをするからだそうです。　後は、時期的にアメリカがＡＩＧを救ったり、不良債権を受け入れる施策を打ち出してきているのも影響しているかも知れません。

どちらにしても、新興国は怖い（汗）！！


そして、さらに驚くべき事実は、




暴騰する金曜日の前日１８日は、なんと、株価が下げすぎて”ロシア株式市場は、終日取引停止”していた模様。

そしてさらにその前の１７日は、

ロシアで株・債券取引停止、再開の時期は不明　(from ロイター)
売り注文が殺到しすぎて売買停止になってしまったみたいです。（１日半後に市場再開ですね）

結局のところ、
「大暴落(17日)　＞　取引停止(18日）　＞　大暴騰（19日）」
のようです。
改めて「ロシアって新興国なんだ」と認識してしまいました。


ロシア株は確かに割安なんですが、

• 原油価格の下落
• グルジア紛争
• 世界的な金融危機

という理由などから、５月から約６０％も下げています。
魅力的なんですが、手を出すにはちょっと怖すぎですね（汗）。

もしロシアに投資を考えている方がいましたら、ＢＲＩＣｓファンドなり、海外ＥＴＦのＥＥＭなどで十分分散させて投資してください。
（まさかとは思いますが、最近大証に上場した「ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳ　ロシア株式指数・ＲＴＳ連動型上場投信」等で全力買いはやめてくださいね。）

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