忍者ブログ
文字サイズ変更 >> 【 小さく標準大きく

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。



お気に召したらポチっとお願いします >> 拍手する


ドル暴落論を否定する理由

ドル円が100円を切り、色々な所で円はもっと高くなるという意見を聞きます。

もし、ドル円の底が抜けてしまい、1ドル80円などに急激になると日本株暴落(最近の日本株マーケットの流れでは、、)などもなるかもしれません。

ただ、本当に、このままドルが暴落するのでしょうか?
ここで、面白いコラムを発見しましたのでご紹介します。


ドル暴落論を否定する米TBの利回り低下
-----引用開始------
一般の方々には、あまり知られていないことのようですが、米財務省証券(TB)の利回りが、先週後半より急低下しています。たとえば、米TB3ヵ月物利回りは、3月20日に一時0.3%台となり、1954年以来54年ぶりの低水準となっています。
(略)
ただ、米TBの利回りが急低下しているのであれば、「ドル暴落」論は、やや現実味のない話のように思えます。仮に「ドル暴落」が真実であれば、機関投資家はドルを見限って、ドル建て資産の売却を急ぐはずです。この場合、当然ですが、米TBの利回りは低下せず、上昇するはずです。
-----引用終わり-----

論理は簡単で

米国の短期債がの利回りが急落。つまり、米国の短期債が買われている。
 ↓
米国の短期債が買われる = 短期にドルは下がらないと市場は考えいる
(ドルが暴落するのを分かって、わざわざドル建ての債券は買わない)。
 ↓
ドル急落は起こらない。

ということです。


その他にも、





個人的な考えで申し訳ありませんが、


今、米国の市場のパフォーマンスが悪い(損失が出ている)
 ↓
米国以外のマーケットを手仕舞い中(日本株も外国人投資家が売り越しています)。
 ↓
手仕舞いしたキャッシュは、ドルに換金され、米国に戻る。

と、「米国の投資家が、損切りなどでキャッシュ(ドル)に戻すため、ドルが買われる。」という悪い循環でのドル買いも考えるられます。(いわゆる、レパトリエーションです)


また、こんな噂もあるようです。。。

4月、G7で囁かれる「協調介入」の可能性
------引用開始-----
4月11、12日、米ワシントンでG7が開かれる予定
 とりあえず落ち着きを取り戻した金融市場ですが、こうした状況を考えればまだまだ安心できるような状態ではないといわざるを得ないでしょう。さてそんな中、来月11日(金)、12日(土)の両日、米ワシントンでG7(7カ国財務相・中央銀行総裁会議)が開かれる予定になっています。最大の課題は足元で進んでいる米ドル安をどう考えるのか、ということになると思われます
(略)
 市場では、今度のG7では「協調介入」の話が出るのではないかという憶測が飛び交っています。今回の急速な米ドル安相場では米ドル売りによって利益を上げた人がかなりいますが、彼らは一様にこの「介入」を恐れています。このためそうした憶測が飛び交いやすくなっているという状況です。
------引用終わり-----



そもそも、短期的な相場の変動に乗った円買いはあるとしても、
政治三流で、経済も二流で、少子化が進み、低金利の日本円を長期に買う理屈は私には分からないんですが(^^;)。
本当に長期的に円高ドル安が定着するのでしょうか??

PR
お気に召したらポチっとお願いします >> 拍手する

この記事に対するコメント

もみ合いだと思います…

おはようございます、ニャンチです。
今は、米国が悪いですから円高ドル安進んでますけど
1ドル=80円は想像できないですね~

【2008/03/29 06:21】ニャンチ #553b434237(URL)[編集]

Re:もみ合いだと思います…

ニャンチさん、こんばんは、

>今は、米国が悪いですから円高ドル安進んでますけど
>1ドル=80円は想像できないですね~

アナリストの中には、
「実効為替レートから言って70円まで行く」
と豪語している人もいるようです。

市場はオーバシュートすることもありますので、瞬間的に円高になることはあると思いますが、私個人的には、そこまで円(=日本)は強くないと思ってます。

【2008/03/29 23:28】管理人

この記事に対するトラックバック

この記事に対するコメントの投稿


この記事に対するトラックバックURL



・できれば言及リンクをお願いします。
・記事の話題に絡まないトラックバックは削除させてもらいます