Date:2007/11/15 23:56
米国発のサブプライム問題ですが、その影響は米国のみならず欧州などの銀行にも飛び火していますが、どうも日本の金融機関も被害を受けているみたいです。一番大きなニュースは、
「野村ホールディングスが今年1~9月にサブプライム関連で1460億円の損失」
だと思いますが、、、
最近の銀行の中間期決算報告を調べてみると、あちらこちらに飛び火しているようです。
例えば、、、
- みずほフィナンシャルグループ:通期では約1700億円まで拡大する見通し
- 三菱UFJフィナンシャルグループ:9月中間期に約50億円
- 三井住友フィナンシャルグループ:9月中間期、320億円の損失計上
- 農林中央金庫: 400億円
- 住友信託銀: 9月中間期で90億、08年度通期で約190億円の損失予想
- イーバンク銀行: 9月中間期に18億円損失計上
- 新生銀行:約76億の追加引当て
- あおぞら銀:9月中間期で、58億円の損失
- 宮崎銀行:9月中間期で約14億円の損失計上
簡単に調べただけでも沢山出てきます。
もちろん銀行だけでなく、証券会社や、保険会社も損失計上をしているようです。
恐るべしサブプライム問題。
でも、一番驚くのは、金融のプロと呼ばれる人たちに、これほどの損失が出ていることですね。
日本の土地バブルや、今までの金融危機(ロシア通貨危機など)の教訓はいずこに??
意外と個人投資家のほうがリスク管理ができていたりして(^^;
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