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フィデリティ・スリー・ベーシック・ファンド(愛称:水と大地とエネルギー)

11月1日より、フィデリティ証券で、投資信託の販売手数料キャッシュバックが始まるようです。
ポートフォリオのリバランスや、ボーナス時の買い増し等、大いに利用しましょう(^^;
詳細は >> フィデリティ証券の宣伝ページ 


と、ここから本題で、、フィデリティのサイトを見ていると、また新しく投資信託が設定されるようです。
------
ファンド名:「フィデリティ・スリー・ベーシック・ファンド 愛称:水と大地とエネルギー」
信託報酬:1.218%(税込)
信託財産留保額:0.20%
設定日:10/29
(詳細は、フィデリティのサイトで、)
------

アクティブファンド(海外株式)と考えれば、信託報酬はそこそこ安い感じですね。
(ただ、よくよく目論見書を見るとインデックスファンドのような気もします(汗 )






さて投資対象ですが、最近流行っているのでしょうか??? 環境関係の企業に投資するようです。
販売資料を見ると、「水」「農業」「クリーンエネルギー」の3テーマをメインにするようで、各テーマは

・S&Pグローバル・クリーン・エネルギー・インデックス
・S&Pグローバル・ウォーター・インデックス
・DAXグローバル・アグリビジネス・インデックス

の各インデックスに概ね沿って運用するようです
(だから、このファンドはインデックスファンド?)。


さて、このファンドに対する、個人的な見解ですが、、、
「環境ファンドって、「エコファンド」とか「社会的責任投資ファンド(SRIファンド)」の仲間でしょ?」
「それって、今まで凄い成績を残してましたか?」
という感じです。

そして私の悪い癖ですが、
「テーマ的に分かりやすいので金融機関が非常に売りやすそうですね」
と変な邪推をしてしまいます(^^;


そもそも、環境などのテーマファンドは、テーマに沿った投資対象以外に投資することができません(例え他に有利な投資先があったとしても)。 よって一般的な株式ファンドより非常に不利になります。 
逆に、一般的な株式ファンドでも環境テーマが伸びると思えばそこに投資します。 わざわざテーマファンドとして投資先に縛りをかけること事態とても合理的な行動とは思えません。

もし、環境問題が気になるならので応援したいという意味で購入しているのなら、エコと投資を分けて考えた法がいいですね。そして投資で得たお金で環境保全に寄付すればいいと思います。


まとめますと、 少なくとも、ここ数年は旬なテーマなので伸びる可能性はあると思いますが、長期投資する方にとっては非常に不利なファンドだと思います。
2000年のITバブルのころは、こぞってITファンドや、.COMファンドとかのテーマファンドが設定されましたが、その後の散々な成績を見ると、今流行の環境ファンドも同じ道を歩みそうな気がします(^^;

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この記事に対するコメント

勉強になります

2ヶ月前から株をはじめたばかりです。
泥縄方式で、買ってしまってから知識の必要性を痛感して
いろいろネットサーフィンをしているうちにこちらを知りました。

いつも冷静に分析されているのに感心しています。

最近まさにこのテーマファンドを少額ですが、購入してしまい
(金融機関に勧められたわけでもないのに…)
今日の記事で確かに…と反省しました。

今後も参考にさせていただきますね。

【2007/10/26 22:10】beaulieu #9361f41725()[編集]

Re:勉強になります

beaulieuさん

コメントありがとうございます。

>最近まさにこのテーマファンドを少額ですが、購入してしまい
>(金融機関に勧められたわけでもないのに…)
>今日の記事で確かに…と反省しました。

ひょっとするとテーマファンドが大きく化けるかも知れませんので、しばらくはホールドでいいと思いますよ。

もし資金に余力があるのでしたら、モーニングスターで星5つなどをもらっているファンドやインデックスファンドを少しずつ買って見てパフォーマンスを比べてみると凄く勉強になるかもしれません。
参照> http://m0nch1.blog.shinobi.jp/Entry/90/ の中ほど「ファンドを10本買ってみる」の部分


>今後も参考にさせていただきますね。

好き勝手な事を書いていますが、今後とも、ぜひブログに訪問ください。

【2007/10/26 23:44】管理人

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