Date:2009/04/11 01:59
日興AMが、環境関連事業を手がける代表的な日本企業に投資するETF「上場インデックスファンドFTSE日本グリーンチップ35」を、4月27日(上場は28日)に設定するようです。(詳細は、日興AMのサイトのニュースリリースを参照してください)
概要は、
| 銘柄名: | 上場インデックスファンドFTSE日本グリーンチップ35 (1347) |
| 指数: | FTSE日本グリーンチップ35指数 (流動性の高い環境関連事業分野の35銘柄) |
| 売買単位: | 10口 (約3万円から購入できます) |
| 信託報酬: | 年率 0.42% (税込み) |
| 決算: | 年2回 (分配金が年2回でるかも・・) |
のようです。
今ホットなテーマの”エコ”関連です。国内のETFの種類が増えるのは嬉しいことですが、どの程度のニーズがあるかは不明です・・・。
テーマ関係は短期投資では面白いですが、長期で考えると難しいんですよね。 一昔前はバイオ、その前はIT系などありましたが、今は話題にすら上がってきません。 このETFも、ひょっとすると短命に終わるかも(^^;
それでは、もう少しETFの内容を確認。
まずは、組み込まれている会社(3/31現在)。
(FTSEのファクトシートより)
トヨタにホンダ。 ソニーにパナソニック。 組み込み銘柄TOP10を見るかぎり、エコファンドなのか、大型日本株なのか全く分かりませんね。 何を持ってエコと決めるのか非常に興味深いです。
後は、過去の値動きです。
(FTSEのファクトシートより)
濃い青が、今回のETFが参照にしている指数、 オレンジが日本株INDEXです。
組み込み銘柄TOP10が、日本の大型株との違いが分からなかったので「もしや?」と思いましたが、日本株INDEXの値動きとほぼ一緒でした。
うーん、できればエコETFとして何か特徴が欲しいところですね。
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この記事に対するコメント
無題
確かにエコの意味がよくわからないですね。エコ自体に「貢献
」する製品を作る会社なのか、エコに「配慮」した経営を行っている会社なのか。(たぶん、前者なのだとは思いますが)
35銘柄「も」組み入れると、どうしても指数と同じ様な動きになるんですよね。
Re:無題
レバレッジ君さん、こんばんは
自動車、重工業、、普通に考えれば、環境負荷が高い産業なんですよね(そもそも論でいえば、それらの会社の規模を小さくするほうがエコ)。
そう考えると、林業とかに投資するほうが、よほどエコかも(笑)
無題
結局エコやSRIなどと言っていても1306よりコスト高のファンドになってしまいますね。普通にTOPIX連動INDEXに投資した方が合理的かと思います。
Re:無題
kenzさん、こんばんは
エコやSRIの会社を選定をしている機関の会社と、各個人の考えているエコ、SRIとは乖離がありますから、SRIを理由に投資信託を買うのは疑問符がつきますよね。
SRIファンドのくせに、組み込み銘柄にJT(タバコ)が入っているのもありますし・・・(昨年の時点で、今は?)