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インデックス投資が本当に有利なのか(オーストラリア編)

当ブログでは、インデックス投資をお薦めしています、一応は・・・(^^;

まぁ、”一応”と付くのは、私自身の投資スタイルが純粋インデックス投資ではなく、コアサテライト戦略を取っているためです。 理論的には正しくないかも知れませんが、投資が趣味だったりしますので(笑)。
そういう、中途半端なスタンスの自分を戒めるべく、「インデックス投資が本当に有利なのか」というレポートをご紹介します。


色々な指数を計算して提供しているS&P(Standard & Poor's)が、定期的に「SPIVA = Standard & Poor's Indices Versus Active (S&P指数対アクティブファンド)」というレポートを出しています。このレポートは、生存者バイアスが発生しないようにきちんと分析した結果、インデックスとアクティブ運用ではどちらが有効かを検証しているものです。 基本的には米国の市場について分析されているのですが、たまに、米国以外(日本やオーストラリアとか)の状況も分析している時もあります。

そして、最近オーストラリアについての分析結果が公開されていました。
結果は、、、、




  • 長期の場合、やはりインデックスが有利
  • でも、短期の場合、インデックスはアクティブ運用より良かったり悪かったりする

という結果になっています。

より詳しい結果は、
アクティブ運用VSインデックス運用
S&P > SPIVA Australia Scorecard 2Q 2009 より引用)


例えば、オーストラリア株式(Australian Equity General)では、
  • 年初来での比較では、インデックスがアクティブを上回る可能性は50%。一年での比較では、アクティブ運用が圧勝
  • 5年の比較では、インデックスがアクティブ運用を66.07%で上回る

債券(Australian Bonds)では、
  • 年初来での比較では、インデックス運用がボロ負けでアクティブを上回る可能性は25.81%しかなかった。一年での比較では、アクティブ運用が圧勝。
  • 5年の比較では、インデックスがアクティブ運用を97.22%で上回る

のような結果になっています。


無理矢理に結論づけると、
「オーストラリアにおいても、短い期間ではインデックスがアクティブ運用に負けてしまう場合もあるが、長期保有する場合はやはりインデックスが有利である」

何も考えず、インデックス投資がやはり良いようです(^^;
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