Date:2009/08/02 09:17
色々と記事に書きたいニュースが割り込んできたので中断していましたが、少し前にご紹介した「インデックス投資への12のステップ (その1)と(その2)」の続きです。ステップ9: 歴史: インデックスの歴史的リスクとリターンを理解する。
各種株式市場指数に関して予想されるリスクとリターンを予測するには長期的データが必要である。現在、複数の重要指標に関して、80 年間にわたる月ごとのリスクおよびリターンデータが存在する。この膨大な経験的データにより、インデックスファンドが最も信頼でき、かつ理にかなった投資の選択肢であることが証明されている。最近生じた数少ない事象に基づいて未来を予測することはできないのであるから、長期にわたる株式市場データに関する研究は、唯一の有意義なデータであり、その結果得られた投資に伴うリスクとリターンの確率分布は信頼できる。
「Index Funds Advisors」より各種株式市場指数に関して予想されるリスクとリターンを予測するには長期的データが必要である。現在、複数の重要指標に関して、80 年間にわたる月ごとのリスクおよびリターンデータが存在する。この膨大な経験的データにより、インデックスファンドが最も信頼でき、かつ理にかなった投資の選択肢であることが証明されている。最近生じた数少ない事象に基づいて未来を予測することはできないのであるから、長期にわたる株式市場データに関する研究は、唯一の有意義なデータであり、その結果得られた投資に伴うリスクとリターンの確率分布は信頼できる。
経済の本質や人間の物の考え方は、数十年の間で大きく変わる頃がないはずです。 「儲けたい>バブル形成>大暴落」というパターンは嫌なほど経験しているのに、懲りもせず何回も発生させています。きっとこれからの将来も同じパターンを何度も形成するような気もします。
そのような意味において、過去のデータを検証することは、未来を完全に予想できないにしても、大きな流れを把握することができそうです。
ただ、個人投資家が長期データを取得するのも難しいですし、色々な視点からデータを集計するのも非常に難しいです。
今回ご紹介したサイトですが、長期データの集計結果がいくつか載っています。
例えば、リスクとリターンの関係の図(戦後45年、1945-1992)
日本は、新興国並みのリスク・リターンです。さすが戦後の高成長期。 あとは、銀や金は、リスクの割にはリターンが低いですね。 ちなみに上の図の「赤丸の100」は、非常にリスク・リターンのバランスが良いですが、このサイトで提案しているポートフォリオの1つの結果です。
その他、興味深いデータが沢山ありますので、こちらを眺めてみるだけでも面白いかも。
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