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投資全般(株、投資信託、ETF、為替証拠金取引(FX)、債券など)で感じたことの独り言
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× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 インデックス投資への12のステップ(その1)
Date:2009/07/27 01:42
非常に面白いサイトを見つけました。「Index Funds Advisors」というサイトなのですが、その名の通りインデックス投資について詳しい情報が沢山書かれています。 その記事のなかに、「アクティブ投資家に送る、インデックス投資への12のステップ」という非常に面白い内容がありましたのでご紹介します。 ステップ1: アクティブ投資家: アクティブ投資家の状況を認識する。
アクティブ投資家は、多くの株式、投資期間、投資マネジャー、あるいは投資スタイルの中から有望なものを選択したいと考えている。しかし、アクティブ投資家が採用する方法には、市場がニュースによって動くという問題がある。ニュースは予測不可能かつランダムである。したがって、株式、市場、マネジャーおよびスタイルの動きはランダムであり、それを予測することは不可能である。また市場は効率的でもある。つまり、ニュースは素早く市場価格に反映されるということである。その結果、アクティブ投資は有望な戦略とはならない。長期的利益を生むために唯一依拠できる資源は、経済的リスク要因に対する一貫したエクスポージャーから得られるのであり、これが、かねてから学者がリターンと呼んできたものである。 市場はランダムに動くので、最終的にリターンを得られるのは経済の成長からだという、インデックス投資の真理が書かれています。 ステップ2: ノーベル賞受賞者: ノーベル賞受賞者による市場の研究成果を認識する。
株式市場の動きの分析に関わる業績により、数度にわたりノーベル賞が研究者に贈られてきた。それら研究者によって発見された事実の魅力的なところは、手数料を稼いだり、新規株式公開や雑誌や新聞を販売するといった商売上の必要性があって研究が行われたのではなく、したがってその事実がゆがめられたものではないことである。 100 年以上にわたる学者の研究により、インデックスファンドは投資家にとって最良の投資であると結論づけられた。しかし不幸にも、大多数の投資家はこれらの学者の研究結果を読むことなく、アクティブ投資を続けた。 色々と投資に関する調査研究が行なわれていますが、現在、唯一答えが出ているのが、インデックス投資が一番効率が良いということでしょうか? (もちろん将来には別の研究結果が出ていることもありますし、凄いコンピュータ(^^;で、人間心理もシミュレートした解析が出来るかも知れませんが、、、) ステップ3: 株式銘柄選択: 株式銘柄を選択することによっては、市場に勝つことができないことを理解する。
株式銘柄選択が成功するかどうかは、ひとえに運にかかっている。多くの研究によれば、株式銘柄選択により利益を生もうとする投資は、うち約5%がそのベンチマークを上回るのみである。株式銘柄選択により利益を目指す株式投資のほとんどは、短期的にはよい成績を示す。しかし、その同じ株式が次の期間では思うような成績を示さない。株式運用成績はランダムであり、それは株価に影響を与えるニュースと同じである。したがって、将来にわたって最高の成績を示す株式銘柄を常に選択することは不可能である。 ステップ4: 時期選択: 売り買いの時期を適切に選択することは誰にもできないことを理解する。
32 種のマーケットタイミングニュースレターを、10 年間にわたってブロードS&P 500 インデックスと比較したところ、一つとしてこのインデックスに勝ったものはない。市場のタイミングを計ることができないことの主な理由は、リターンとロスが集中して数日の間に生じることである。最近の10 年間において、総利益の100%がたった20 日間に集中している。この20日間をあらかじめ選択することは不可能である。 237 人の投資時期選択マネジャーが行った15,000 件の予測を研究者が調査した結果、「マーケットタイミングニュースレターが投資時期を適切に決定できているという証拠はない」と結論した。 皆さまにはお馴染みの、「一番重要なのは、どういう比率で投資するかというポートフォリオの構築であって、何を買うかという銘柄選択や、いつ買うかというタイミング戦略は、あまり意味を持たない」ということですね。 PR
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プロフィール
HN:モンチ
性別:
男性
基本は、ETFと投資信託を利用した分散運用を行っています(基本パッシブ運用、一部アクティブ運用のコア・サテライト戦略)。
このホームページのタイトルは、私が本格的に投資するきっかけとなった、内藤忍氏著の「資産設計塾」と、ロバートキヨサキ氏著の「金持ち父さん貧乏父さん」から頂きました。 カテゴリーリンク最新記事最新コメント最新トラックバックカウンター管理人への連絡
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この記事に対するコメント
無題
いつも勉強させてもらっております。
>市場のタイミングを計ることができないことの主な理由は、リターンとロスが集中して数日の間に生じることである。最近の10 年間において、総利益の100%がたった20 日間に集中している。この20日間をあらかじめ選択することは不可能である。
この部分って具体的にどういうことでしょうか? 売買に適した日は決められなくても、月とか年単位ならある程度は良いタイミングが見つかる気がするのですが…
Re:無題
reachさん、こんばんは
>この部分って具体的にどういうことでしょうか? 売買に適した日は決められなくても、月とか年単位ならある程度は良いタイミングが見つかる気がするのですが…
例えば、今は日本株が安いので追加で買おうかを悩んでいる方が多いと思います。 その時、タイミング戦略として、下がったところで買い増ししようと考えた時に、たまたま」株価が急騰して買い遅れてしまうことも、よくあることだと思います。
この買い遅れした1日が、偶然に年に1度の大相場だった場合、長期で見るとリターンが大きく目減りしてしまう可能性が高い(過去30年でたった30日の上げ相場をたまたま逃してしまうとリターンの60%がなくなる)ということを指していると思います。
http://m0nch1.blog.shinobi.jp/Entry/531/も参照ください。
この大相場を逃さないようにバイ&ホールドするのも実は理にかなった戦略です。
おはようございます
何かの本を読んでいるようなサイトですね。
すごく勉強になります。
>最終的にリターンを得られるのは経済の成長からだという、インデックス投資の真理が書かれています。
どの国か、どの商品か、にどう配分するかという点で考えると新興国に目が向いてしまいます。
これはインデックスの真理(=経済成長による)にもあてはまることであり、ボラティリティやデフォルトリスクが大きいのが難点ですね。
逆に先進国は経済が低成長にとどまるとするならば、これもリスクが高いようにも思います。(見えにくいですが…)
インデックス投資というのは、経済がある程度成長するという前提があるわけですが、そこの部分を検証しているサイトも人もあまりいなくて、ビジネス化しつつある気もします。
でも、それはインデックス投資のメリットを損なうものではないと思うので、アセットアロケーションとリスクのコントロール次第ということでしょうか。
続編が楽しみです。。。
Re:おはようございます
うさみみさん、こんばんは
新興国にウエイトを置くのも長い目で見れば面白そうですが、こればっかりは分かりません(^^;
(新興国は、市場が小さいので一気に資金が集りバブルが発生したり、資金を引き揚げられて不況になったりというリスクはあることは頻繁に起こると思います。それに、たった10年前にはロシアは財政破綻していますし、中国は鶴の一声で資金没収とかも出来る国でし、、、)
最後はやはり、それぞれの方の投資環境に合わせて作ったポートフォリオをきちんとメンテナンスし続けるかにかかっているんでしょうね。