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アクティブETFとファンダメンタルETFと、、、

土曜日に、インテリジェントインデックス(ファンダメンタルズインデックス)のETFの話を聞いてきましたが、奇しくも同時期に以下のような記事が、、

アクティブ運用型ETFの問題点―保有銘柄の毎日開示が小型株投資を困難に
(from ヘッジファンドクルーク)
------引用開始------
取引価格に保有銘柄を反映させるために、ETFは常に投資家に対してポジションを公開する必要がある。しかし、ポジションを明かせば、割安な小型株への投資が難しくなるという問題がある。
(略)
アクティブ運用型ETFの投資先は現在、皮肉にも、最も「流動性が高く、画一的な」証券市場、つまり大型株や短期債券に限定されている。
-----引用終わり------

( ̄□ ̄;)!!

毎日ポジションを開示するというルールのため、
アクティブインデックスが一番有利な(だと思われる)非効率な市場の小型株へは投資しにくい(真似されて先に買われ、割高になってしまう)。
だから、アクティブ運用が不利な、流動性の高い効率的な市場でしか勝負できない。

うーん、すでに企画倒れな気がしてきました。 

たとえ真似されないように開示ルールを変更されたとしても、今度は市場価格とNAVとの乖離が問題になりますし、、、どうするんでしょう?

そういえば、楽天のセミナーでも、「米国のアクティブETFは、戦略を開示しないといけないので、かなり保守的な運用になっている」といっていました。


ちなみに、昨日聞いてきたインテリジェントインデックスETFは、アクティブETFとは少し違い銘柄入替えは抑えられますので、以上のような危険は、少し軽減されると思います。





でも、0じゃないですね。 

1年に1度 or 四半期に1度インデックスの銘柄は見直されますので、ETFに組み込まれるまでの間に買われれば痛いところです。 でも、従来ETFでも発生している現象なので仕方ないかもしれません(日経225でも入替え時に先回りされますし)。
インデックス運用の宿命というものかも知れません。

うーん、 回避するには、、、誰も見向きもしないマイナーインデックスのままでいてもらうのがいいですね。(FTSE RAFIインデックスもマイナー路線を走って欲しい(^^; )


だんだん話が間延びしてしまいましたが、、、

今さら思うに、インデックス運用は矛盾を抱えた投資方法ですね。
(あまりメジャーになると市場が非効率になるので嬉しくない。少しマイナーな方が良い)
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