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投資全般(株、投資信託、ETF、為替証拠金取引(FX)、債券など)で感じたことの独り言
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× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 3ヶ月国債の金利が、ほぼ0%の国(日本でも0.4%)
Date:2008/11/22 23:05
低金利でお馴染み(^^;の日本の3ヶ月の国債の金利は、約0.4%ぐらいです。では、同じく3ヶ月の国債の金利が、ほぼ0%(0.03%)の国はどこでしょう? ・ ・ ・ ・ ・ 答えが決まりましたか?? 答えは、アメリカです。
で、このグラフを書いていて思い出したのが、 グリーンスパン元FRB議長が、利上げ最終段階で言っていた「長期金利低下の謎」 通常、債券利回りは、「短期金利<長期金利」になるはずなのですが、サブプライムが弾ける前の景気が良かったときは「短期金利=長期金利」、さらに「短期金利>長期金利」と逆イールド状態になっていました。(この頃はFXを少しだけやっていたので鮮明に覚えています) で、その逆イールド(短期金利>長期金利)状態ですが、教科書的には「一般的に景気減速の入り口だ!」といわれています。 今思い返してみるとそんな気がしてきました。ということで、簡単に株価とイールドカーブの状態を調べてみました。 そうすると驚く事実が(^^; 以下のチャートはS&P500の過去10年のチャートです。 で、かなりざっくりですが、逆イールド(手元に良いデータがなかったので、13Weekの短期債券と10Yの国債の利回りを使って比較)の時期を赤丸を付けてみました。 短期的には使えませんが、長期投資には、意外と使い方が出来そうな気がしてきました。 もちろん、逆イールドが出た=>株のポジションクローズという極端な使い方は難しいと思いますが、逆イールドが発生=>各自のポートフォリオを攻めから守りに変更し、レバレッジや信用買いはクローズすれば、プラスアルファを狙えるかも知れませんね! 今回は、逆イールドに注目しましたが、逆に順イールド(短期<長期金利)の状態でその差が一定を超える時期を調べると、景気回復の入り口として使えそうです。 (じつは、既に調べ終わっているんですが、、、今後の記事のネタにおいておきます(汗)) PR
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プロフィール
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基本は、ETFと投資信託を利用した分散運用を行っています(基本パッシブ運用、一部アクティブ運用のコア・サテライト戦略)。
このホームページのタイトルは、私が本格的に投資するきっかけとなった、内藤忍氏著の「資産設計塾」と、ロバートキヨサキ氏著の「金持ち父さん貧乏父さん」から頂きました。 カテゴリーリンク最新記事最新コメント最新トラックバックカウンター管理人への連絡
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この記事に対するコメント
無題
逆イールドのことはそういわれているし、今回の件でもそうでした。
うさみみは、外貨MMFと外国債券がメインですから、変動金利と固定金利のどっち?ってことが大事だったわけですし。
で、あまり上手くできなかったわけです…(泣)
で、あまりに市場を見すぎたり、勉強とか研究をしすぎると結局小さい変化に気をとられてタイミングを逸してしまうって部分を感じました。
それが正しければ、新規投資をしないので市場研究が不要になったうさみみは、次のアクションが景気がよくなって、逆イールド時に、株を売って長期外国債券にTAAさせるってことだけが楽しみだったりしますので、今回の続編を期待したいところです(^^♪
Re:無題
うさみみさん、こんばんは
>で、あまりに市場を見すぎたり、勉強とか研究をしすぎると結局小さい変化に気をとられてタイミングを逸してしまうって部分を感じました。
将来はだれも分からない。 実はこれが真理なのかも知れませんね。過去の値動きが見られるから、今回の記事のように後解釈が可能な訳ですし・・・。将来同じ現象が起きたとしても使えるかはもちろん不明です(^^;
>今回の続編を期待したいところです(^^♪
困りました(汗)続編はあまり面白くないので・・・
無題
ほんとモンチさんの記事は勉強になります。
長短金利の関係って結構株価にも反映されるんですね(^^)
PS:本記事についてTBさせていただきました。
Re:無題
田舎のKenさんこんばんは。
>ほんとモンチさんの記事は勉強になります。
お役に立てれば幸いです。
ただ、虎の子の資産をこの理論で全力投球するのは止めてくださいね。当たるも八卦当たらぬも八卦です。
無題
はじめまして。
モンチさんの分析結果は、「政策金利引き上げ局面の最終段階が、景気のピーク」ということを見事に表しているんじゃないかと思います。
果たして次に逆イールドを見られるのは、いつになることやら。
Re:無題
ろくすけさん、はじめまして。
>モンチさんの分析結果は、「政策金利引き上げ局面の最終段階が、景気のピーク」ということを見事に表しているんじゃないかと思います。
金利引上げ停止でタイミングを取るのも良いかもしれませんね。 特にアメリカの政策金利の場合、フットワークが軽くドラスティックに変わるので特に有効かも知れません。
>果たして次に逆イールドを見られるのは、いつになることやら。
せめて今日の記事を忘れない程度の期間内に逆イールドが出て欲しいです(^^;
イールドカーブと株価推移
こちら(http://stockcharts.com/charts/YieldCurve.html)でイールドカーブのアニメーションが見れます。05年当たりから急速に逆イールド化していき、DOW最高値の少し前ぐらい(ダブルトップしたあたり)から順イールドになってます。直近は短期金利が真っ逆さまに落ちてます。
Re:イールドカーブと株価推移
こんばんは
>こちら(http://stockcharts.com/charts/YieldCurve.html)でイールドカーブのアニメーションが見れます
これは面白いですね。非常に有益な情報を教えてくださって感謝です。
イールドカーブの話が・・・
結構、詳しく、具体例を挙げて説明しているURLです(↓)。ついでにそのURL、左上のサイドバーに、「ボンド・ベーシック」という項目があります。債券の専門用語、意味とか有用な情報が載っています。良かったら、どうぞ参考まで。
http://japan.pimco.com/LeftNav/Bond+Basics/2004/yieldcurve.htm
Re:イールドカーブの話が・・・
Werder Bremenさん、こんにちは。
>結構、詳しく、具体例を挙げて説明しているURLです(↓)。
非常に参考になる情報を頂きましてありがとうございます。
教えていただいたサイトの情報の方が分りやすいですね。こういうことを結論として書きたかったんですよ(^^;
金利以外に、その他の指標で・・・
注目はやはり、米国住宅価格(S&Pケースシラー住宅指数)。これがどこで下げ止まるかで、暴落相場の元凶、サブプライムローン関連債券の決着が付きます。そのURL、発見しました(↓)。毎月、月末に発表のようです。最新情報、今月分、Nov.25に発表になったようです。
http://www2.standardandpoors.com/portal/site/sp/en/us/page.topic/indices_csmahp/2,3,4,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0.html
小生、ブログをやってませんので、モンチさん、興味がありましたら、各都市の住宅価格の推移、折れ線グラフで定期的にブログネタとしてアップ(ウォッチ)、公開して頂ければ幸いです。全20都市をグラフにすると、グラフの線が多すぎて混乱するでしょうから、マイアミ、ラスベガス、カリフォルニア(2,3都市をピックアップ)、ボストン、ニューヨーク、シアトル、表の左端20都市平均(←これがニュースで公表されるデータ?)の8個程度で十分ではないかと思います。米国住宅バブル、十把一絡げで論じられていますが、各都市、良く見ると、状況が違うようです。ラスベガス、マイアミ、カリフォルニア等の西海岸、保養地、歓楽街等々が
「山高ければ、谷深し」
のようです。逆にボストン、ニューヨーク、シアトルなどはブレがまだ小さいようです。本当に低所得者層の居住目的だったのか疑問です。日本のバブル期のように、軽井沢、熱海辺りの別荘・投機バブルを彷彿させますね。
ではでは
Re:金利以外に、その他の指標で・・・
Werder Bremenさん、こんばんは。
次回ネタ切れの時に(すぐに来ると思いますが)でも、お題として使わせてもらいます。
ただ、S&Pケースシラー住宅指数はたまにチェックしますが、現時点では悲観的な結果しか導けそうにないので、これで面白いネタが書けるかが自信ないです。 (悲観的な内容なら沢山書けそうですが(^^;)
一筋の光明?
確かにケース・シラー住宅価格指数の先物は、2010年末くらいまで?下がっているとのことですが・・・。極僅かに、違うこと言っている人がいます(↓)。
http://www.mu-iv.co.jp/reports/pdf/ti080811.pdf
新築住宅価格も下がっており、かつ着工件数も減っているようですが、逆に言えば過剰在庫を減らす効果もあるようです(↓)。供給過剰が止まり、価格反転がいつ起こるか楽しみにしています。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081028-00000567-reu-bus_all
その”新築”の情報ですが、ケースシラー指数の情報と一致しているところがあります。西部、南部は在庫が増加しているのに対し北東部は在庫が減少している。ボストン、ニューヨーク・・・はバブル(ブレ)の度合い、被害が比較的小さかった?ラスベガス、マイアミ、西海岸などと比べれば?意外と早く、住宅価格反転したらビッグ・ニュース、グッド・サプライズになるかもしれませんよ。
ではでは
何度もお邪魔します・・・
貼り付けたヤフー(ロイター)記事、古くなって削除されたようです。ケース・シラーではなく、米商務省発表、最新の新築住宅情報です(↓)。傾向は変わっていないようで、北東部はまだマシ、南部はボロボロのようです。
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJT828463420081126?rpc=144
Re:何度もお邪魔します・・・
Werder Bremenさん、こんばんは。
先ほどのコメントと合わせてこちらにて返信します。
米国も日本と同じで、大都市圏のように実需がありそうな地域は比較的安定しているということなんでしょうね。西海岸などリゾート物件が多い地域は逆に駄目。
どちらにしても、差し押さえ物件による供給過剰が落ち着くまでは、住宅関係は厳しそうですね。
で、その厳しさで景気が悪化して、差し押さえが増えて、さらに供給過剰というスパイラルだけは、連銀に何とか防いでもらいたいです、、
#やはり、後ろ向きな意見が多くなってしまいますね(汗)