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投資全般(株、投資信託、ETF、為替証拠金取引(FX)、債券など)で感じたことの独り言
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× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 インデックス投資への12のステップ(その2)
Date:2009/07/28 01:02
前回の記事の続きで、「Index Funds Advisors」というサイトの「アクティブ投資家に贈る、インデックス投資への12のステップ」という面白い記事をご紹介します。ステップ5: ファンドマネジャー選択: 成績の良いファンドマネジャーは単に幸運であったに過ぎない、ということを理解する。
S&P 500 インデックスは、2004 年10 月までの3 年間において、投資信託ファンドマネジャーうち98%のマネジャーの運用成績を一貫して上回っており、同10 年間においては97%のマネジャーの運用成績を上回っている。 30 年間にわたり2 件の研究が行われ、その結果、S&P 500 は、ファンドマネジャーのうちの97%および94%のマネジャーの成績をそれぞれ上回っていた。さらに、100 名のファンドマネジャーのうちのたった約12%の者のみが、翌年も引き続き良い成績をあげたにすぎない。 2007 年に実施されたある画期的な研究により、アクティブ運用の失敗が明らかになった。この研究では、1994 年から2003 までの10 年間にプラン・スポンサーが行った3,700 件の雇用・解雇決定について調査した結果、運用成績によって利益を目指すマネジャーの実際の成績は、雇用後3 年間そのベンチマークを下回っており、将来有望な投資信託を一貫して選択することの困難さを示している。 アクティブ運用でもインデックスを上回っているファンドは存在します。 ただ、その数は少なく(半数以下)我々個人投資家が素晴らしいアクティブファンドに巡り会う可能性は低いのが実情です。 また、少し前に参加したバンガードのセミナー(マルキール教授が講演したアレです)でも、「(米国の話ですが、)2007年まで9年間でS&P500を上回ったファンドは14本しかなかった。 しかも10年目も勝ち続けられたファンドは1本しかなかった」ということです。 長年勝ち続けるのはやはり難しそうです。
ステップ6: スタイル変更: アクティブ運用のスタイルは変化することを理解する。
ほとんどの投資信託マネジャーは、投資者の資金を急激に運用して損失を出すなど、成功したと思えば失敗もする。投資信託の目標は、このような投資スタイル変更により変化しうる。ある研究によれば、投資信託のうち40%は、もともと定められていたスタイルを変更することがわかっている。スタイル変更に関してさらに悪いことには、スタイル変更による成績はランダムに変化し、したがって、将来有効な投資スタイルを一貫して予測することは不可能である。 ファンドの投資スタイルが知らない間に変更されているリスクは非常に困ったことです。カリスマファンドマネージャに預けたつもりがいつの間にかファンドマネージャが入れ替わっていたりすることもありますので、チェックは絶やせません。
ステップ7: サイレントパートナー: リターンにかかわるパートナーを認識する。
投資リターンの多くを巧妙に分捕るパートナーが存在する。課税価額で計算すると、15 年間にわたり、アクティブ投資家は、初期投資により獲得した全リターンのうちのわずか約50%のみを得たに過ぎない。一方、インデックスファンドの投資家は、全リターンの約85%を獲得している。これは、サイレントパートナーや隠れたパートナーに関する高い料金、経費、キャッシュドラッグ、税金、取引コストその他について厳しく管理することによって達成される。これらサイレントパートナー投資家のコストを最小にすることにより、期待されるリターンを増加させることができる。 信託報酬がそこそこ安いアクティブファンドも、銘柄入れ替えなどを頻繁に繰り返されるとその手数料分はきっちり基準価額が下がっています。 普段は気がつかない見えないコストもインデックス運用であれば最低限に抑えることが出来ます。
ステップ8: リスクに関する知識: リスク、リターンおよび時間の関係を理解する。
法律家は法律を熟知し、優れた投資家はリスクを熟知する。リスクについて学習するには、投資家は、リスクとリターンおよびその関係の概念について基本的な理解を有する必要がある。リスクを理解することは、投資を成功させるために不可欠である。ところが、ほとんどの投資家は、株式や市場、投資マネジャー、投資スタイルからの短期的リターンを追い、リスク、時間およびその関係がリターンに影響することを真に理解していない。リスクを熟知すればするほど、投資家のリスクキャパシティ、リスクエクスポージャーおよび期待リターンが高まる。 私も、まだまだ修行中です(^^) PR
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プロフィール
HN:モンチ
性別:
男性
基本は、ETFと投資信託を利用した分散運用を行っています(基本パッシブ運用、一部アクティブ運用のコア・サテライト戦略)。
このホームページのタイトルは、私が本格的に投資するきっかけとなった、内藤忍氏著の「資産設計塾」と、ロバートキヨサキ氏著の「金持ち父さん貧乏父さん」から頂きました。 カテゴリーリンク最新記事最新コメント最新トラックバックカウンター管理人への連絡
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