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投資全般(株、投資信託、ETF、為替証拠金取引(FX)、債券など)で感じたことの独り言
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× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 日本の個人投資家のレベルは低いのか?
Date:2007/10/04 00:35
10/2日の日本経済新聞夕刊に、発売から10年以上の「長寿投信」の販売が低迷という記事がありました。内容的には、モーニングスターが日米の投資信託を調査した結果、「発売10年以上の長寿投信がの販売が低迷しており、全ファンドの純資産残高の5%ほどしかない。一方アメリカは65%もある。これは金融機関が新商品をどんどん販売していくことと、個人投資家が運用状態をきちんと見ていないのが原因」といった記事でした。(ざっくりまとめました、詳しくは日経新聞を見てください) ちなみに、一番資金を集めているのは運用期間が1から3年のもので、34%だったようです。 私を含めた日本の投資家は、まだまだ勉強していかないといけませんね。 さらに、興味深い数字も出ておりました。。。 ・残高が15位までの投信の日米比較 日本:運用期間10年以上の投信のランクイン0本 アメリカ: 同 投信のランクイン15本(全部です) 日米の差がくっきり出てますね。昔から投資が一般化している米国だけのことがあります。 ・運用期間10年以上の投信は、短い投信よりリターンが良い。 ・しかも日本株においては、平均でTOPIXを年率2.7%上回っている。逆に運用期間1~3年のものは、TOPOXを年率3.1%下回っている。 長期運用できた投信は、ある意味優秀なファンドですので、このあたりは、冷静に考えると納得いく話ですね。 また、日本株という分野において、アクティブファンドがINDEXに上回っているというのは、前回の記事でご紹介しましたが、マネックスユニバーシティーのオンラインセミナーでイボットソン社がまとめた内容と合致しますね。 (通常、アクティブファンドの平均はINDEX以下といわれていますが、ここ数年の日本株ではアクティブファンドも頑張っているようです) 運用成績が良い長寿投信の純資産残高が低いのは、金融機関が売りやすい投資信託を売るのが理由とい内容もありましたが、一番の原因は、投信を買う投資家が勉強せずに、宣伝されてる流行の投信を買うことなのかもしれません。 私たちも、もっともっと勉強していかないといけないですね。。 PR
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プロフィール
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男性
基本は、ETFと投資信託を利用した分散運用を行っています(基本パッシブ運用、一部アクティブ運用のコア・サテライト戦略)。
このホームページのタイトルは、私が本格的に投資するきっかけとなった、内藤忍氏著の「資産設計塾」と、ロバートキヨサキ氏著の「金持ち父さん貧乏父さん」から頂きました。 カテゴリーリンク最新記事最新コメント最新トラックバックカウンター管理人への連絡
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この記事に対するコメント
投資家の罪?
長寿投信より、新規投信に人気が集まること自体は
悪いことではないんですよね。
通常の商品を考えると、新商品は古い商品より「良くて」
「安い」。そして新商品が買われる。PCなどが代表格?
だから新しいファンドが古い投信を上回るような魅力的な
ファンドなら、新規に人気が集まってしかるべきです。
しかし、新設ファンドを見ると疑問を感じます。人気
ファンドの焼き直しファンド、複数ファンドをまとめただけで
コストアップの商品などがある…
そのような商品設定を許してしまっているというのは
我々個人投資家達自身の罪なのかもしれません。
Re:投資家の罪?
>長寿投信より、新規投信に人気が集まること自体は
>悪いことではないんですよね。
たしかに、新規投信を悪者にする気は全くありませんが、、
しかし、新規投信(特にアクティブファンド)を買う人が、過去のファンドの運用実績や実際に運用手法(運用哲学)等の参考できる情報がないのに、どうやってファンドの良し悪しを見極めているのかが不思議です。。
もちろん投資先の市場を研究して買うならありでしょうか。でも、例えばポストBRICsファンドを買うとして、その国の経済指標にアクセスできる人がどれくらいいることか、、
そう意味で、良くない条件のほうが多い気がします。。
>通常の商品を考えると、新商品は古い商品より「良くて」
>「安い」。そして新商品が買われる。PCなどが代表格?
「良くて」「安いの」のばかり出れば嬉しいですよね。
ただし、半年ぐらい前の日経新聞で、ファンドの手数料の平均が上昇している
という記事がありましたので、まだまだ現実は厳しいみたいです。。
>しかし、新設ファンドを見ると疑問を感じます。人気
>ファンドの焼き直しファンド、複数ファンドをまとめただけで
>コストアップの商品などがある…
そうですね、日本には本当に10年付き合えるファンドがないのかも知れませんね。
プラス、長期投資家も少ないのかも知れませんね(良いファンドでも投資家が短期で投売りされると途中償還とかされてしまいますので、、、)
なんか、ネガティブな意見ばかりになっちゃいましたね(汗