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データから考える科学的投資法 -2-

昨日の記事の続きで、(詳細は、「データから考える科学的投資法 -1-」を見てください)

 ・小型株投資は、リスクも高いがリターンも高いというが本当?
・アクティブファンドはインデックスファンドに本当に勝てるのか? 

について視聴した内容をまとめます。






・小型株投資は、倒産のリスクなどを背負うので、リターンが良いと言われているが本当か?

結論を先に書きますと、リスクは増えるが、リターンはそう上がらない。

イボットソン社がまとめた1980-2007年の株価のデータを小型と大型に分けてリスクとリターンを調べてみると、大型株は、リスク・リターンはTOPIXとほぼ一緒で、リスクは20%, リターンは6.5%ぐらいであったようです。逆に小型株は、リスクは増える(22%ぐらい)がリターンはほぼ一緒という結果のようです。

ただ、大型株には銀行・自動車関連が多く含まれ、小型株には建設・機械・鉄鋼・素材が多く含まれているため、もしかすると業種による違いも出ている可能性があるとのことでした。

 

・アクティブファンドはインデックスファンドに本当に勝てるのか?

結論を先に書きますと、日本株については過去5年のデータを見ると、信託手数料のマイナス分を考慮してもアクティブファンドのほうがインデックスよりパフォーマンスがよかったみたいです。(インデックス派の私としては驚くべき事実でした。)

2001-2006年の5年のデータを見ると、日本株アクティブファンドをパフォーマンスで並べたときにちょうど真ん中にくるファンドのパフォーマンスはTOPIXを3%程度上回っていた。また一番悪いファンドでTOPIXから-5%程度しか負けていないが、、一番よいファンドで20%も上回っていたようです。

日本株市場はまだまだ非効率な市場なのでしょうか??

ただし、日本株以外のクラス(日本債券、外国株、外国債券)においては、やはりインデックスのほうがアクティブファンドを上回っていました
特に、外国株、外国債券においては、5年のパフォーマンスでインデックスに勝てたファンドがなかったみたいでした。


・最後におまけ

日本株式のアクティブファンドで種別が異なるもの(割安株と成長株)を2つ組み合わせて持つと安定的にインデックスに勝てるといことでした。

1つのアクティブファンドだけを保有すると、パフォーマンスも良いがそれ以上に価格変動が大きい。しかし、割安株と成長株を組み合わせると安定的に超過リターンを得られる。例えば、1997-2006年のデータでは、インデックスより+20%ぐらいリターンが良かったそうです。

続きをかきました > データから考える科学的投資法 -3-

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