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NYダウが下落中、その要因は??

NYダウが、11500ドルを切るぐらいまで急落し今年最安値を更新してしまいました(2006年9月ぶりの安値水準)。 原因は、物価高からくる景気後退懸念 (;;)

特に下げがひどかったのは、GMの10%超の急落や、シティの6%超下げなど。
(参考情報:日経ネット


ここで個人的には、「NYダウって、世界中の人が注目していて、その値動きに一喜一憂している。 でも指数を構成している企業は、たった30社! 景気が悪いと言ってもGMや金融セクタのような一部企業だけが足をひっぱているのでは??」と思うわけです。

そして、今日のテレビ東京のモーニングベルでタイミング良く、ダウ30種を構成する企業で、年始から(1年前からかも?、失念)のリターン、トップ3、ワースト3が題材にあがっていました。


細かい数字は忘れてしまいましたので、もう一度簡単に年始からのリターンを調べてみましたが、、、ワースト1,2位は目も当てられないほど酷い結果が出ています。





・年始から6/23(ちょっと古い)の変化率。(配当金は面倒なので無視しています)

ワースト5

American International Group Inc. 保険 -49.24 %
General Motors Corp. 自動車 -48.78
Citigroup Inc. 金融 -36.60
Merck & Co. 医薬品 -36.41
Bank of America Corp. 金融 -35.93 

予想できた人も多いと思いますが、保険のAIGや、銀行のシティ・バンカメは酷いですね。
AIGなんて年始から半値ですよ! あと車を作っているGMも酷いようです。

この5社だけのせいではないですが、それでもNYダウの下げに多大なる影響を与えていると思います。たった数社の下げが世界中に影響するとは少し驚きです。


では逆にトップ5の紹介です
Wal-Mart Stores Inc. 小売業 22.59 %
International Business Machines Corp. コンピュータ 14.30
Chevron Corp. 石油 5.75
Caterpillar Inc. 重機 5.54
Alcoa Inc. アルミニウム 1.32

NYダウが下げて悲観的になっていますが、ウォルマートやIBMなど頑張っている企業は、逆風の中でも株価は上がっているようです。


こうやって考えてみると、NYダウってどこまで信じて良いか分からなくなってきますね。
例えば、ワースト1のAIGは、6月にサブプライム問題で損失が拡大しCEOが引責辞任しましたが、そんな個別企業のニュースが、かなりのウエイトで指数に響いてくる可能性があるって、ある意味怖いですよね。

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