Date:2009/03/07 01:07
「ETFと交換できる元本保証付きの債券」言い換えると「元本保証なのでリスク0、しかも値上がりすればETFで受け取ることのできる債券」
通常、こんな美味しい投資先はありえないのですが・・・、以下のような構想があるそうです。
新株価対策、ETFと債券を交換 (IZAより)
株価対策の一環として、政府は6日、「銀行等保有株式取得機構」が市場から上場投資信託(ETF)を購入し、数年後にETFと交換できる元本保証付きの債券を発行し、投資家に販売する案の検討に入った。ETFの価格変動リスクを取り除き、投資家は損をしない仕組みで、日本経団連が提言した。ただ、政府による「損失補(ほ)填(てん)」といえる超異例の措置で、実現するかは不透明だ。
(略)
投資家は、ETFの価格が機構債の購入時より上昇していれば、交換して利益を得ることができる。ETFが下がっていた場合でも、元本は保証される。元本との差額の損失は、政府が公的資金で補填し、国民負担となる。
(略)
投資家は、ETFの価格が機構債の購入時より上昇していれば、交換して利益を得ることができる。ETFが下がっていた場合でも、元本は保証される。元本との差額の損失は、政府が公的資金で補填し、国民負担となる。
非常に馬鹿げた提案だとは思いますが、政府は検討に入っているようです。 もし、本当に実現するならば、私は全力買いします。 元本保証のETFですよ(^^)、ありえないような条件です。
でも、損失発生時は税金で補填されるようですので、株式の損失が税金という名前に変わるだけなんですよね・・・。 そうすると、沢山買った者勝ちですよ。金持ちはますます金持ちになる図式が見え隠れします(^^;
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この記事に対するコメント
無題
私も新聞で経団連の提案を読んで思いました、アホか経団連と。しかも政府が検討に入ってるなんて、どうなっているんでしょうか。
投資家から見たら、ETFを買っているのと同じで、元本保証付き。でも、ETFと比較して利益が出るのは価格が下がっている時だけだと考えると微妙かな。さらに、手数料が上乗せされていたとしたら、私は購入したくないかな。
そんなことのために税金を使わないで、「銀行等保有株式取得機構」は、とりあえず今は購入してもらって、景気が回復したら徐々に売っていくのでいいと思うのですが。
Re:無題
やすともさん、こんばんは
ETFが下がっても損失保証= 「プット買い」のオプションを無料で政府がくれる。 本来はヘッジするための費用が税金から出されるということですので、沢山買ったもらった方がお得です。(逆にETFを買わなかった人は、人の分まで費用負担しないと駄目・・・) 本当に歪んだ構想。
経団連は、何を考えているんでしょうね・・・・