Date:2008/04/16 00:20
米国の実体経済が減速しているのは、もはや疑う余地がないような気もしますが、、
成長が止まり、さらに景気後退してしまう可能性はあるのでしょうか?
(例えば、G7前にバーナンキ氏は「戦後最大の金融危機」と発言していたりしています。)
本当の長期投資家は、「安く買えるチャンス」とニコニコ顔でいるに違いないと思いますが(^^;
私のような悟りが開けていない長期投資家には、やはり辛い局面です。
というわけで、
リセッションした場合の心構えとして、どの程度の期間で景気が回復するのかを確認しておきます。
(そして、明けない夜はないと信じてじっと我慢(笑))
では、まず直近の米国のリセッションですが、、
2001年3月から11月までの、8ヶ月 でした。
以外と短かった気がしますね。
さらに戦後のリセッションをまとめますと、
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1948年11月から1949月11月までの、11ヶ月
1953年 7月から1954年 5月までの、10ヶ月
1957年 8月から1958年 4月までの、8ヶ月
1960年 4月から1961年 2月までの、10ヶ月
1969年12月から1970年11月までの、11ヶ月
1973年11月から1975年 3月までの、16ヶ月
1980年 6月から1980年 7月までの、6ヶ月
1981年 7月から1982年11月までの、16ヶ月
1990年 7月から1991年 3月までの、8ヶ月
2001年 3月から2001年11月までの、8ヶ月
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といったかんじです。
短くて8ヶ月前後、 長くて16ヶ月(1年4ヶ月)前後のようです。
既にリセッション入りしている可能性もありますが(実際リセッション入りと認定されるのはかなり時間が経ってから全米経済研究所によって行われる)、もし、まだリセッション入りしていないとしても1年ぐらい守りの投資を貫けば、その後には花道が待っていると思います(^^;
■参考記事
Fears of long recession rising
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この記事に対するコメント
無題
こんにちは。
安堵するような記事をUPしていただきまして
ありがとうございます(^^)
意外とリセッション期間って今まで短かったのですね。
今回は戦後最大の金融危機と言われてるので
もしかしたらもう少し長引くのかもしれませんが
それでも5年とかはなさそうでホッとしました。
(日本が10年もかかったのは政治が悪かったせい?)
これからもコツコツ頑張ります。
Re:無題
ふくまるこづちさん、こんばんわ。
>安堵するような記事をUPしていただきまして
>ありがとうございます(^^)
いえいえ、これから厳しい時期が来たとしても、一緒に乗り切りましょう(^^)
>それでも5年とかはなさそうでホッとしました。
>(日本が10年もかかったのは政治が悪かったせい?)
あまり実感がないのですが、
日本の景気後退も実はそんなに長くないんですよ(^^)
一番直近だと、2001年から2002年の1年だけでした。
そして、一番記憶に大きい1990年代のバブル崩壊時は、約3年ぐらいだったようです。