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景気動向指数で見る、日本の景気先行き

今日の日経平均は続伸しましたが、
今後、日本の景気はどうなっていくのでしょうか???

今日、重要な指標である景気動向指数が発表されました。

2月景気動向指数は一致44.4%、2カ月連続で判断を下方修正=内閣府
-----引用開始-----
[東京 7日 ロイター] 内閣府が7日に発表した2月景気動向指数速報は、先行指数が50.0%となり、7カ月ぶりに50%以上となった。一致指数は44.4%となり、2カ月連続で景気判断の分かれ目となる50%を下回った。遅行指数は50.0%だった。同府はこの発表を踏まえ、一致指数の基調判断をこれまでの「このところ一進一退で推移」から「足元弱含んでいる」に下方修正した。下方修正は2カ月連続。
-----引用終わり-----

DIは、今さら説明する必要もないと思いますが、先行指数、一致指数、遅行指数の3種類があり、例えば、先行指数なら、「新規求人率」「新設住宅着工面積」「実質機械受注」「東証株価指数」など、景気を先取りする統計値を用いて良し悪しが求められます。

難しいことはさておき、50%という値が、景気判断の境目になります。

そのDIの先行指数は50%を上回ったみたいですが、一致指数は、まだ50%を切っているみたいです

以下、DI指数(一致指数)の最近の推移。

DI 一致指数
(青い領域に突入しているときは、景気減速)


ただ、このグラフですと景気の方向はわかるのですが、今景気がどの位置にいるのか把握しにくいと思います。
そこで、DIと同時に発表されたCIをグラフにしてみます。





CI指数


以上のようになります。

青い線が、一致指数
赤い線が、先行指数
黄色い領域が、過去の景気後退期

このグラフを見る一目瞭然に、一致指数(青い線)の傾きが下がった時が、ずばり景気後退期。
逆に、上がっているときは、景気拡大期ですね。

そして注目すべきは、先行指数(赤い線)ですが、良くグラフを見ていただくと分かりますが、きちんと景気サイクルを先取りして反応しています。

さて、今後の日本の経済ですが、、
一致指数(青い線)・・・山の頂上に来ているような気がします。
先行指数(赤い線)・・・景気を先取りしてか、既に下がり始めています。


あまり考えたくはありませんが、、、ひょっとして景気減速でしょうか?

■参考資料
  内閣府ホーム > 景気動向指数(速報、改訂値)(月次) 結果
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