Date:2007/08/23 19:27
お盆に、872円もの大暴落がありました日本株ですが、一番の売り越していたのは、やはり外国人投資家のようでした。そして、その売り越し額が1987年のブラック・マンデー時の売り越し額に次いで大きかったようです。日本株ブラック・マンデーに次ぐ売り越し(上田ハーロ、FXニュースより)
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東京証券取引所が23日に発表した8月第3週(13日-17日)の投資主体別売買動向(東・大・名証の1、2部合計)によると、外国人投資家は7519億円を売り越た。前の週(2078億円の売り越し)から大幅に増え、過去3番目の大きさ。ブラック・マンデーが起きた1987年10月第3週に記録した1兆1220億円、同4週の675億円に次ぐ売り越し規模となる。売り越しは4週連続だった。
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外国人投資家は、サブプライムローン問題で売らざるを得ない状態になっているようです。
国内の長期投資家の立場で言えば「外国人さん、安く売ってくれてありがとう(笑)」ですね。
では逆に国内投資家の動向といえば、、
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国内勢は総じて買い越した。信託銀行の買い越し額は2506億円となり、2000年9月22日で終わる週(3133億円の買い越し)以来の高水準。また、個人投資家の買い越し額は3395億円となり、4週連続の買い越し。前の週の111億円の買い越しから大幅に増えた。事業法人の買い越し額は703億円となり、8週連続の買い越し。投資信託の買い越し額は417億円で、4週連続の買い越しとなった。このほか、その他法人は47億円、生保・損保は95億円、都銀・地銀は88億円をそれぞれ買い越した。
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銀行も、投資信託も、保険会社も、そして個人投資家も、全て国内投資家は買い越しているみたいです。今回は、国内投資家の方が冷静で賢かったみたいです(なんとなく嬉しいですね)。
最近の市場は大分落ち着き始めた気もしますし、日本株の割安度合いもだいぶ出てきたみたいです(8/23の日本株PER=16.87、 歴史的に見れば日本株は大体20ぐらいより下なら安い? 世界基準で見れば17は平均ぐらい) 。 ここからは再び上昇していくのではないでしょうか。
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