Date:2010/03/19 00:59
世界の株価はそこそこ上昇しているのに、日本株だけは株価がなかなか上がってきません。ネガティブシンキングだと、魅力なし!?
ポジティブシンキングだと、安く売り出されている!?
日本の投資家はネガティブな感じの方が多い気がしますが、世界の投資家はポジティブ(?)に考えている人がいるようです。
世界の投資家、1年8カ月ぶり日本株オーバーウエートに=調査 (ロイターより)
バンクオブアメリカ・メリルリンチが3月に実施したファンドマネジャー調査によると、世界の投資家による日本株のポジションがネットでオーバーウエートに転換した。ネットでオーバーウエートに転じたのは2008年7月以来1年8カ月ぶり。
2月の調査ではオーバーウエートからアンダーウエートを差し引いたネットがマイナス4%だったが、3月はプラス6%に改善した。ただ、同社の欧州株式戦略を統括するゲーリー・ベイカー氏は、日本株を選好した動きというよりも欧州株を敬遠した結果ではないかと指摘している。
2月の調査ではオーバーウエートからアンダーウエートを差し引いたネットがマイナス4%だったが、3月はプラス6%に改善した。ただ、同社の欧州株式戦略を統括するゲーリー・ベイカー氏は、日本株を選好した動きというよりも欧州株を敬遠した結果ではないかと指摘している。
うーん、消去法(米国・欧州は駄目だから)から日本株が選ばれているだけでした。
久しぶりに、世界の株式のPERを見比べて、日本株の割安度を確認してみます。
補足ですが、PER(price earnings ratio)は株価収益率といって、値が小さくなると割安。適正値は15から20ぐらいだといわれています。 日本のバブルの時は60ぐらいが当たり前だったそうで・・・(^^;
では、本題に戻って、
以下、世界のPERのグラフです
(キャピタル・パートナーズ の資料より作成)
日本は・・・・、かなり割高な感じが(汗)
で、その他の国は、PERをベースに見れば、株価がもう少し上昇する余地がありそうですね。
PR

この記事に対するコメント
ファンドマネージャーの視点
日本株に注目する海外のファンドマネージャーの視点に、
先進国の中で唯一、日本だけが中国との貿易で黒字を出している事。アジアの発展で業績が良くなるであろう事が、あるようです。BRICSをリグって日本に投資しているマネジャーも多くいるように思います。
Re:ファンドマネージャーの視点
nobusanさんこんばんは
なるほど、中国の成長の恩恵を受ける国という考え方もありますね。
それに、海外から見ると、日本もアジア地域の一員ということでまとめられてみられているかもしれませんね。
世界のファンドマネージャーの考えについては、私なんかに推測も出来ませんが(^^;、まぁ、日本株を元気にしてくれるなら歓迎です