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年金基金大手、カルパース(米)やカルスターズ(米)の今年の成績

米国最大の公的年金基金として世界的に超有名なCalPERS( = California Public Employees' Retirement System:カリフォルニア州職員退職年金基金)や、米国2位の規模のCALSTRS(=California State Teachers' Retirement System:カルフォルニア教職員退職年金基金)の最近の成績が記事になっていました。(こちらこちら


少しだけ集計期間が異なるのですが、

CalPERS:マイナス2.4% ('07/7から'08/7まで)
CALSTRS:マイナス3.7% (今年)


今年はひどい下げ相場だった気がしますが、逆風の中、かなりの好成績ではないでしょうか??

特に驚きなのは、
CalPERSについて「08年度はマイナスに転じたものの、5年間の平均リターンは11.4%と堅調」
CALSTRSについて「過去3年間の平均リターンはプラス9.7%」

素晴らしい運用能力です。さすが世界のSWFがその先進的な手法を真似しようとするだけのことはあります。 


私も、こんな好成績にあやかりたい!!(笑)
ということで、ポートフォリオ等を確認してみましょう。





資産クラス

CalPERS
(2007/12/31時点)

CALSTRS
2008年6月30日時点

米国債券

24.0%

19.2%
(国内外の比率不明)
米国以外の債券

3.0%

米国株式

34.5%

38.2%

米国以外の株式

20.9%

19.8%

オルタナティブ

8.1%

10.4%

不動産

8.8%

12.8%



どちらも、似通った感じで、
  • 株式:6割
  • 債券:2割
  • 不動産:1割
  • オルタナティブ:1割
といったことでしょうか?
参考になります。

ちなみに、私も現在ポートフォリオの比率を少しずつ変更しているのですが、目標としているポートフォリオの比率が、上記2つの年金基金のポートフォリオに似ていました(笑)。

その割には、私のポートフォリオの成績は、、、、悪いのですが、、、、オカシイ。


ということで、記事をもう少し読むと、それぞれの年金基金のプラス要因は、
・プライベート・エクイティ
・債券やインフレ連動投資商品
・不動産
のようです。うーん、資金がないと真似できない。 

まぁ、個別のアセットクラスの成績は勝てませんが、ポートフォリオは近いと言うことで良しとしますか(^^
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