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原油一時126ドル、、世界インフレ懸念

本日、「NY原油先物は1バレル当たり126ドルに上昇、最高値更新」したそうです。
食料、エネルギー関係はどこまで高くなってしまうんでしょうね?? 今年後半には景気が減速するのでコモデティの値は下がるという話も聞きますが、まだまだ続きそうな気がします。

さて、物の値段が上がってくると心配なのはインフレですが(インフレだから物の値段が上がるのが正しい?)、IMF(International Monetary Fund 国際通貨基金)が、世界的なインフレの再来を警告しているようです。

IMF warns on global inflation (from FT.com)
-----引用開始-----
・しばらくの間安定していた、物価上昇の危機が再来しつつある
・1970年代に起こった酷いインフレにならないと思うが、全くないとも言い切れない。
・2002年からのドル下落が、原油相場を25ドル押し上げているようだ。
・食料関係もしばらく高止まる
-----引用終わり-----

という感じです。
1970年代というと、オイルショックで国民全員がトイレットペーパを買い求めたときですね。 また、あの時のような世界全体インフレが起こるかもしれないようです。


日本では、ようやくデフレ脱却(参考記事:「04/30 悪いインフレが進行中? (消費者物価指数より) 」)できそうな状態ですが、世界的にはインフレが進んでいるようです。





世界の消費者物価上昇率
  2007年(%) 2008年3月(%)
日本 0.0 1.2
アメリカ 2.8 4.0
ドイツ 2.3 3.1
フランス 1.5 3.2
イギリス 2.4 2.4
ユーロ圏 2.1 3.6
EU 2.3 3.6
ロシア 9.0 12.7(2月)
中国 4.8 8.9
韓国 2.5 3.9
インド 7.6(2007/2) 5.5(2月)


先進国は消費者物価指数を、おおよそ2%台に抑えようと努力しています。
(2%を超える予兆があれば、政策金利を上げて対応します)

ところが、、2008年3月のデータを見るかぎりでは、、、、、暴走しかけています(汗)
(特にアメリカは、景気重視で政策金利を思いっきり下げましたので、インフレは加速中です。)


「日本はインフレにならない」等の意見もありますが、今や世界中の物・金・人が国境なく行き交う時代ですので、そろそろインフレ対策をしておかないと不味いですね。

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