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悪いインフレが進行中? (消費者物価指数より)

食糧事情が世界的に逼迫しているという記事を先日書きましたが(4/25 「世界的に食糧価格が高騰」参照)、その影響は既に日本に及んでいると思います。

(私も買い物するときに「高くなった」と実感しています。また、ガソリンも5月になると160円台に突入するらしいですね。(電気やガスも値上げするようですし) )

と愚痴っぽくなってしまいましたが、本題に戻り、、、
少し間が空いてしまいましたが、4/25に重要な指標である「消費者物価指数(CPI)」が発表されました。

CPIは、我々消費者が物を買うときの物価の変化を表す指数で、インフレやデフレを見るときにも使用します。
結果は、
  • 総合指数は、前月比は0.5%の上昇。前年同月比は1.2%の上昇
  • 生鮮食品を除く総合指数は、前月比は0.4%の上昇。前年同月比は1.2%の上昇。
  • 食料(酒類を除く)及びエネルギーを除く総合指数は、前月比は0.5%の上昇。前年同月比は0.1%の上昇。

となりました。

分かりやすいように、グラフにしてみますと、
コアCPI
(通常、インフレ度合いを見るのには、生成食品を除いた(季節変動の大きいので、)コアCPIを使いますので、代表してコアCPIのグラフを載せます。)

インフレの時代に突入するのでしょうか??? (既に突入か?)






今回のインフレが、景気拡大で需給逼迫のための物価上昇なら、いろいろ将来も明るそうですが、、、
どんな感じなのでしょう?

多分、食料・エネルギー価格が単に上がったための物価上昇ですよね。
景気拡大を伴わないので、「我々の給料は上がらない、でも物価は上がる」といった”悪い”インフレ時代に突入したのではないでしょうか。

参考までに、食料・エネルギーを除いたCPI(コアコアCPI)の推移のグラフは以下です。
コアコアCPI

食料とエネルギーを除くと、まったく物価は上がっていません。やはり単に、食料とエネルギーの価格が上がっただけですね。

日本人は、エネルギーも食料も外部に頼るほかないので、この兆候は厳しいです。
我々も将来のインフレに備えて、頭の切替(貯蓄から投資へ)が必要になってきたかもしれません(^^;

■参考資料
総務省>平成17年基準 消費者物価指数
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