Date:2008/02/19 23:57
伝統的な投資先としては株式と債券がありますが、 昨今の株価低迷のおり、債券の価格が上昇(利回りが減少)しているようです。
株価低迷で注目を集める債券ETF―年平均リターンは15%超 (HFKより)
-----引用開始-----
昨年後半より株式市場が低迷する中で、債券ETFが脚光を浴びている。昨年のS&P500指数が5.63%の下落となる一方で、iSharesの「リーマンTIPS債券ファンド」(ティッカー:TIP)は15.82%のリターンを出した。
iSharesの債券ETFでは、最もリターンが低かった「リーマン短期米国国債ファンド」(SHV)でも、昨年のリターンは5.36%で、ほとんどの債券ETFはS&P500のパフォーマンスを上回った。なお、債券ETFで比較的長期間の運用実績があるのはiSharesのみで、他社のETFはいずれもローンチされて12ヶ月経っていない。
-----引用終わり-----
さて、この中で驚きの事実が2つ。
・1つは、「債券ETFが15%ものリターンを叩き出していること」
・そして2つ目は、 「債券ETFで比較的長期間の運用実績があるのはiSharesのみ」
債券ETFは、メジャーなものではなかったんですね。
楽天証券には債券ETFのラインナップが多かったので(iSharesばかりですが)、もっとメジャーな存在だと思っていました。
さて、せっかくですので、解りやすくグラフで確認してみます。
青色: リーマンTIPS債券ファンド (TIP)
ピンク色: S&P 500 株価指数 (IVV)
上のグラフは、 2007年1月を100として、 配当金込みのリターンの推移です。
債券ETFの約1年のリターンは、確かに10%を超えるようです。(引用記事にありました15.8%というリターンが、何故か求まりませんが??)
逆に、株式の方は、あまり冴えませんね。
個人的な結論としては、、、「だから債券を持ちなさい」ではなく、 「株式も債券も合わせて分散投資すると、安定的にリターンを得ることが出来そうです」とまとめておきます(^^;;
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