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個人マネーをひきつけるもの

内藤さんのブログで「個人マネーをひきつけるのはETFよりも・・・」という記事がありました。
詳細は、内藤さんのブログの記事を読んでもらうとして、結論は「これから個人マネーをひきつけるのはETFよりも、むしろ低コストのインデックスファンドではないか」ということでした。

そして、ご意見募集をしているようでしたので、今回取り上げてみました(^^;


まずは、私自身はどうしているか?
最近は、「日本株式=TOPIX連動ETF」「海外株式=STAMグローバル株式」を買っています。
理由は(実は深く考えていないんです(^^;が)、コスト重視ということで・・・。

TOPIX連動ETFについては、最近、最低口数が1/10になり非常に買いやすくなっています。 ですので、現状は、長期的に平均すればドルコスト平均法に近くなるような口数を毎月購入しています。 
一方、海外株式はインデックスファンドでの買い付けとしています。 これは私が購入する金額では販売手数料が高くなってしまうためです。 ですので、ポートフォリオのリバランス時期や各証券会社のキャンペーン時期に合わせ、海外ETFに乗り換えています(いわゆるリレー投資)。
もし、今後、海外株式インデックスに投資するETFが買いやすい環境(東証等に重複上場される。もしくは為替手数料や販売手数料が非常に安くなる等)になれば、インデックスファンドではなくETFを購入すると思います。

これら私のETF重視については、私自身の投資環境(もしくは性格)によるものだと思いまので、「他の皆様にお勧めか?」というと疑問符がつきます。 

私が思うETFの一番のネックは「面倒くさい」。
分配金の再投資も自分で行わないと駄目です。 金額指定でも買えません。よってドルコスト平均法を実施したい場合も自分で調整しながら購入する必要があります。 積立購入等のサービスも勿論できません。

よって、色々面倒なことは嫌な人、細かい数字が気になる人(ドルコスト平均法はきっかり同額でなければ駄目など)は、インデックスファンド向きなのではないでしょうか?
(私のように投資が趣味化している人(汗)、自分で管理するのが好きな人は、きっとETF向きな人)


あと、、、私が知っている投資家としては、




私の両親がいます。

いわゆる投資初心者で、退職金で投資信託を買っています。
最初に買ったファンドは「グロソブ」。あとは、野村のバランスファンド(郵便局で売っている有名なあれです)。もう、典型的な投資家像です。今回のネタの「個人マネーをひきつけるもの」にふさわしいターゲットではないでしょうか?

里帰りの際には、親と投資の話もしますが、私は両親にETFを特に薦めてはいません。(ただ、「短期的に値を下げてもガッカリせずに本当にお金が必要になるまで売りに出さない方がいいよ」と言うぐらいです)。話をよく聞くと、両親にとって、分配金=お小遣いであって嬉しいイベントのようです。(で、ある程度たまった時に、2,3泊の国内旅行に行っているようです。)

私の両親が必要としているのは、「上手く解約してくれる仕組み」なのかもしれません。(投資の合理性は重視している訳ではない)


たった2例しかありませんが・・・
結論付けると
「個人マネーをひきつけるのは、簡単で便利なサービス」
なのかもしれません。

個人的には、インデックスファンドでも、アクティブファンドでも、ETFでも、垣根なく、
・金額指定で買える
・積立ができる
・再投資を自動で行ってくれる。
・自動で一定額を解約してくれる(例えば分配金)
・自動リバランス
・自動リレー投資(ETF版のミニ株とか)
を簡単に申し込めるサービスを始めてくれると、もっと初心者が参入しやすいかも知れませんね。もちろん低コストで(^^;
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