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一難去ってまた一難、ビッグ3救済法案が否決

昨日の記事で、つまらない私事を書いたら意外な程の反響が・・・。 ブログをやっている人に取って反響が多いことは非常に嬉しいことです。あんなライトなネタの方が「実はウケが良いのかも??」と思うとブログネタの路線変更もありかなと思ったり思わなかったり(汗)。

閑話休題

さて本日の大ニュースというと、ビッグ3救済法案がダメになったことでしょうか? おかげで安定していた株価も大暴落、為替もドル安(円高かも?)に大きく振れています。

ビッグ3救済決裂、最大のネックは高額の人件費 (fromイザ)
 【ワシントン=渡辺浩生】米上院でビッグスリー(米自動車3大メーカー)救済法案が事実上、廃案になったことで、ゼネラル・モーターズ(GM)は一気に破綻(はたん)の瀬戸際に追い込まれた。一時は超党派での合意の兆しもあったものの、土壇場で決裂した原因は、全米自動車労組(UAW)の抵抗だった。高額の人件費はビッグスリーの業績悪化の要因ともなっているが、救済法案をめぐっても最大のネックとなった。

ビッグ3の救済については、色々とニュース(議会に自家用ジェットで乗り付けた。役員報酬を1ドルにするなど)になっていましたのでご存じの方も多いと思いますが、その法案が上院を通らず廃案になってしまったようです。

これは、非常に危険です。
「年内に3兆円ほどの融資がないと破綻します」と言っていましたので、このままでは本当に破綻→金融大パニックというシナリオに突入しそうです。

前の記事にも書きましたが、




11/20の記事「GM破綻、その時の破壊力は 」より
GM破綻、その時の破壊力は
  • 細かな部品などを提供するサプライヤー2100社から3兆円もの購入を行なっています。 これら会社にダメージが及ぶ。しか も2兆円程は、まだ決済されていない(借りている状態)。 これだとサプライヤーも連鎖倒産しそうです。というか、メジャーな所が23社も既に倒産してい るらしい。
  • ディーラー(販売代理店)が、米国内で14000もある。これらもダメージを受ける。
    (全米のディーラーの半分に影響)
  • GMの従業員は、なんと世界中に26万人いる。この人が職を失う可能性がある。

ぐらいの破壊力を持っていますので、この時期に破綻されるのは非常に困ります。(一度破綻してやり直した方が良いとは思いますが、金融危機が去ってから実行してもらいたいですね(^^;;)


最後の望みは、「不良資産救済プログラム(TARP=Troubled Asset Relief Program)をビッグ3に適用する」ぐらいしか残っていませんね。金融機関にしか使わない等といっていますが、ビッグ3破綻による負の連鎖から金融機関を守るためにも、ここは柔軟にお願いしたいところです。

年末年始は、まだまだ目が離せませんね・・・
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