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ユーロショックで、日本株が大下落

欧州経済の先行きに不安を感じてか、ユーロ安が進んでいるようです。

ユーロ・ショックで株安加速、企業業績見通しに暗雲 (from ロイター)
[東京 22日 ロイター] ユーロ・ショックが株式市場を直撃した。22日の外為市場でユーロが下落基調を鮮明にしたことを受け、日経平均は後場から下げが加速、終値は631円安と4日ぶりの大幅反落で引けた。 4―9月期決算発表の本格化を控え、市場では会社側から収益計画の下方修正が相次ぐのではないかとの懸念が高まっている。
<欧州向け売上比率の高い銘柄が狙い撃ちに>
欧州経済に対する先行き不安や根強い金融危機への懸念を背景に、ユーロが対主要通貨で急落している。とりわけ対円での下げがきつく、ユーロ/円は一時127.00円まで下落し4年4カ月ぶり安値を更新した。英ポンドも下げ止まらず、英ポンド/円は161円半ばと8年ぶり安値圏へ下落している。ユーロ安はドル売りにも波及、ドル/円は100円割れとなり、結果的に円高が際立つ形となった。

ユーロ/円:127円(4年ぶりの安値)
ポンド/円:161円半ば(8年ぶりの安値)

だそうです。一時期ユーロ/円:170円、ポンド/円:250円ぐらいであったことを考えると非常に厳しい下げのようです。 しかも、ポンド/円は1日で約10円の下げだそうです(怖)。
ポンド等は高金利通貨+値動きが激しい通貨としてFXをやっている方には人気があるような気がしますが、上手く乗り切っているのかが心配です。

で、話を戻して欧州経済の見通しですが、




足下の経済指標は、だいたい見通しの値が出ていますのでショックが走る程の物ではないと思っていたのですが、IMFが悲観的に「欧州で新たな銀行破たんも、資本増強ペース鈍化‐年次審査」というニュースを出していたようです。

IMFは、金融市場は現在、自己資本比率に注目し、リスクの度合いを考 慮に入れていないと指摘。そのような基準から見ると、欧州の銀行は米銀に比 べ問題が大きいと解説している。IMFは政府系ファンド(SWF)や投資家からの銀行への出資意欲低下 が見られることや不安定な市場環境を理由に、銀行の資本増強は難しくなると 分析し、欧州の銀行は増資困難に直面し必要な政府支援の規模が拡大するだろ うとの見通しを示した。

米国 > 欧州 > 新興国 の順で嵐が去った後に次の景気拡大局面を迎えるんでしょうか? 難しい局面です。市場から振り落とされないよう、しっかり資産運用する期間が少し続きそうです。


最後に各地域の株価の月間の成績(米ドルで統一した価格で比較)
・日本:-7.9%
・米国:-18.31%
・ヨーロッパ:-18.72%
・エマージングマーケット:-26.15%

為替まで考えると、日本株は悪くないようですね(^^; 意外です。

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