Date:2008/06/20 00:49
日経225も300円以上も下げましたが、香港、インド、シンガポール・・・・アジア株が軒並み下落しているようです。 なかでも、お隣中国(上海総合)は6.5%も下落(!!)
原因は米国の景気減速懸念もさることながら、インフレ懸念が根本にあるようです。
ということで、世界のインフレ率を確認します。
2008年4月時点での消費者物価上昇率(前年比%)
日 | 米 | 独 | 仏 | 英 | ユーロ圏 | EU | 露 | 中 | 韓 | 印 ※1 |
0.8 | 3.9 | 2.4 | 3.0 | 3.0 | 3.3 | 3.5 | 14.3 | 8.5 | 4.1 | 7.9 |
各先進国の中央銀行は、「2%前後が望ましいインフレ率」と良く言っていますが、どの国も完全に上ブレしています。
特に政策金利を下げている米国は、4%!。 ユーロ圏もインフレに対抗すべく金利を下げませんがそれでも3%。 新興国は、、、、厳しいですね。
見やすいように、昨年3月のデータも合わせてグラフにして見ますと、
中国やロシアの伸び率って尋常じゃないですね。
本当に大丈夫なんでしょうか? いきなり制御不能とかになったりすると恐ろしいです。
、、、だから、中国の下げが酷かった??
うーん、世界インフレの原因は何なんでしょう?
単純に考えると、「今までは、日本が低金利政策でお金を世にばら撒いていた。 今年からは、世界NO1のアメリカも金利を下げお金を世にばら撒き始めた。 結果、世界のお金があふれ始めた。」
誰(どの国)が、このインフレスパイラルを抑えてくれるんでしょう??
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