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CO2排出権に連動する債券

色々とユニークな投資対象を設定してくるキャピタルパートナーズ証券が、またまた変り種ファンドを発表しているようです。

今回のファンドは、なんと! CO2排出権の先物価格に連動した債券です。
(空気のようなものにお金が付く世の中なんですね、、、、)


詳しくは、キャピタルパートナーズ証券のサイトを見て頂くのが早いと思いますが、
簡単に紹介しますと

・名称:スウェーデン輸出信用銀行 2008年12月15日満期 円建 排出権連動債券
・愛称:ペンギン・フューチャー・ボンド
・額面金額:100万円
・発行日:2008/2/6、 償還日:2008/12/15  (約10ヶ月満期の債券)
・利子:当初6ヶ月は、固定利率で仮条件で年4.00%~10.00%
    それ以降は、排出権価格に連動
し、利益部分が利子となる(ただしMAXは20%)
・満期時の償還金額: 償還日の排出権の価格or元本100万円 のどちらか低い側


”利子”と”満期時の償還金額”の関係が分かりにくいですが、簡単にまとめると、

・基本は、排出権の価格に連動します(損もしますし利益が出るかもしれません)
・ただし、20%以上の儲けはカットされます。 (マイナス要因)
・また、最初の6ヶ月間には固定金利(現在未定、4-10%の予定)がつきます(プラス要因)


さて、この証券を買うかどうかを考える場合、







投資対象であるCO2排出権について、勉強しないと駄目ですね、、、、難しすぎる(^^;

・CO2排出権の価格は、、
-----引用開始-----
ECX(European Climate Exchange)が提供・管理し、ICE(Intercontinental Exchange)
が運営する電子取引所に上場されている、2008年から2012年の間にCO2換算で1トンの
温室効果ガスを排出する権利の価格です。
-----引用終わり-----
ちなみに、1トンあたり、3000円(20ユーロ)ぐらいです。


・欧州では、各企業にCO2を排出できる量を決められており、超過すると罰金が科せられます。よって、排出権に需要がありお金になります。


・過去の値動きは、

CO2排出権の価格推移

のように非常に荒いです。


・市場自体も新しく、取引量は4兆円ほどです(日本の株式で500兆ぐらいです)。
よって、高騰、下落が激しい場合があります。
昨年(2年前かも)ぐらいに、価格が大暴落し、1週間で価格が半分になるようなこともありました。



投資対象としては、少し値動きが激しすぎる感があります
リスクが取れない方は投資対象から外した方が良いと思います。


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