Date:2009/06/06 00:22
東証に新しく、アジア各国の国債・公債に投資するETFが上場されるようです。アジア国債・公債ETFの上場を承認しました (東証より)
当取引所は、本日、ETFの組成業者として著名なステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ (SSgA)のETF「ABF汎アジア債券インデックス・ファンド」(愛称:アジア国債・公債ETF)の上場を、債券指数に連動するETFとして初めて承 認しました。 上場予定日は6月19日(金)です。
当該ETFが連動を目指す「iBoxx ABFパン・アジア指数」は、アジア8つの市場(中国、香港、インドネシア、韓国、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ)の現地通貨建ての国債・ 公債を対象としています。東証を通じて、円ベースでのアジアの債券市場へのアクセスが可能となり、保有資産の多様化に貢献できることを期待しております。
当該ETFが連動を目指す「iBoxx ABFパン・アジア指数」は、アジア8つの市場(中国、香港、インドネシア、韓国、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ)の現地通貨建ての国債・ 公債を対象としています。東証を通じて、円ベースでのアジアの債券市場へのアクセスが可能となり、保有資産の多様化に貢献できることを期待しております。
初!!債券ETFです。 今期待されているアジア地域に幅広く投資する債券ETFです。
海外ETFの重複上場ですので、今まででも海外ETFとして購入することもできましたが(日興コーディアル)、日本円で気軽に買えることは非常に重要です。
嬉しいことに少しずつですが投資環境が整ってきています。 東証には(大証にも)これだけに止まらず、さらなるラインナップ拡大をお願いしたいです(^^)
では、少しだけETFの詳細を・・・・
まずは、投資対象ですが、
・iBoxx ABFパン・アジア指数(iBoxx ABF Pan-Asia Index)
です。
より詳細な投資先は以下のようで、
(引用:東証資料より)
アジアの各国に、バランスよく投資されています。
そして気になる信託報酬は、
・運用報酬:0.13%
・信託報酬:0.05%
・ライセンス・フィー:0.023%
となっていますので、合計で年0.20%ぐらいになりそうです。
アジア債券に投資したい/したくないという選択は別に考えないといけませんが、なかなか良さそうなETFではないでしょうか。
最後に、
ステートストリートといえば、金ETFも重複上場させていますので、もしかすると、国内重複上場に積極的なのかも知れませんね(^^)。 ちょっと応援&期待したいところです。 SPY(S&P500に連動するETF)も、国内に持ってきてくれないでしょうか(^^;
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この記事に対するコメント
いい傾向だな~
こんにちは、水瀬です。
海外ETFの重複上場に否定的な運用会社が多かったようですが、少し風向きが変わってきたのかもしれませんね(^^)
Re:いい傾向だな~
水瀬さんこんばんは。
>海外ETFの重複上場に否定的な運用会社が多かったようですが、少し風向きが変わってきたのかもしれませんね(^^)
そうですね。この流れが続いてくれると嬉しいですよね。
でも・・・・先進国の株式や債券へ投資するETFが、一番に上場されないのには証券会社の思惑が見え隠れしますね(^^;