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ETF vs インデックスファンド

前回の記事で紹介した「東証ETF入門」を読んだ方は、もう「ETFって何?」という疑問はなくなってしまっていると思います。
一般的なことを「投資信託を株のように売買できる」「コストが安い」等になるんでしょうか(^^;


では、せっかくなのでもう少し掘り下げて・・・・、

同じインデックスに投資する”インデックスファンド”と”ETF ”について、「どこが違うの?」「コストに関わる部分についてどっちが有利なの?」という部分を再確認します。




ファンド内での売買コスト

インデックスファンドの場合、投資家がファンドを購入した時(資金流入時)に、インデックスの比率に合わせて株式を購入する必要があります。 逆に、投資家がファンドを売却した時(資金流出入時)に、インデックスの比率を崩さないよう株式を売却する必要があります。
ですので、インデックスファンドは、隠れコストとして費用が発生している場合はあります。
ETFは、設定・交換というプロセスで受益権口数を増やします。例えば、機関投資家等が、日経平均に採用された株を買い集め(購入コストは機関投資家が負担)て、ETFに交換しますので、コストがかかりません。 個人投資家の売買は、設定された受益権をマーケットで売買しているだけですので、これまたコストがかかりません。


売却に向けてのキャッシュポジション


インデックスファンドは、常に購入者からの売却に備え、若干(数%)ながらキャッシュポジションを保有しています。 つまり、常に投資効率が100%ではありません(先物などを利用して100%に近くなるように運用している場合もあります)。
ETFは、常に100%投資されています


ファンド内での配当金の扱い

株の配当金については、インデックスファンドはすぐに再投資されます。
ETFは、配当金はキャッシュとして保有しておき、決算時(1年が多い)にETFの分配金として投資家に戻されますので、 投資効率が落ちてしまいます。



販売手数料

インデックスファンドの信託報酬には、委託会社・販売会社・受託会社への費用が含まれます。
ETFは、委託会社・受託会社への費用負担は同様にありますが、販売会社への費用負担はありません。


購入手数料

インデックスファンドは、購入手数料0円(ノーロード)のファンドが多いですが、ETFの場合は、株式の売買と同じ購入手数料を払う必要があります。
(アメリカでは、SchwabとかFidelityが、販売手数料0円でETFを購入できる仕組みがあるそうですが、、、うらやましいですね。 まぁ、日本でもネット証券なら数百円ですが。)



こうやって見比べると、一長一短はありますね(^^;

■参考情報
INVESTOPEDIA > ETFs Vs Index Funds: Quantifying The Differences
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