Date:2009/05/18 01:10
おまけ:マルキール教授の講演のまとめとQ&Aまとめ
- いまだ経済は痛んでいるが、いずれ回復する。 2・3年後にはインフレになっている可能性もある
- 確実にできることは、コストの低いファンドを買うこと(低コストと高いリターンは相関がある)。その際にインデックスファンドは最適な選択
Q&A
Q1) リスクが高まっている今、株を買い増すべきか
A1) 今こそ株を買うべき。 株のリスクの高まりは、リスクプレミアムとして反映される。 今リスクが高くリスクプレミアムも上がっているので、長期的には魅力的
Q2) 金融危機でも分散効果はあるのか。分散は地域別? 商品別?
A2) 地域・商品の両面で分散すべき。 金融危機の際には、相関が高まったが、それでも分散すべき。 例えば、成長力の高い中国・ブラジル。 資源国(インフレ対策)のオーストラリア等。昨年は米国債が上がった。
Q3) 今後、金融危機の頻度は増えるのか?
A3) すぐに再燃するとは思わない。今回の危機は規制の失敗(市場に任せすぎたと、グリーンスパンも認めている)だった。 ただ、バブル自体は今後も発生する。
Q4) 日本は魅力的か?
A4) 今のバリュエーションは世界の中で最も割安。
個人的な感想
将来の見通しなどは非常に参考になりますが、マルキール教授でも神様ではありませんので100%正しい予測はできないと思います。 そういう意味では、この記事を読んだ方も、投資の参考情報程度にしていただいて欲しいと思います。
一方、低コストのファンドほど、リターンが高いというのは、過去のデータが語る事実(といっても将来も通用するかは?ですが)ですので、非常に参考になりました。 これほど見事にリターンの差があるとは思いもよりませんでした。
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この記事に対するコメント
ご紹介いただき感謝です!
どうもこんばんは。kackyです。
セミナーではどうもありがとうございました。
ご紹介に預かりまして感謝感激です!!
またぼちぼちと交流をしていきたいと思いますのでよろしくおねがいします。
Re:ご紹介いただき感謝です!
kackyさん、こんばんは。
セミナー後までお付き合いできずに申し訳なかったです。
次回お会いする機会があればぜひお声かけください。