Date:2009/05/18 00:43
最後は、「どうやって投資するかについて」です。重要なことはコストのようです。
1.コストとリターンの関係
過去15年間(米国)の投資信託のリターンとコストの関係
リターン(年率) | |
低コスト上位25%のファンド | 7.24% |
25~50%のファンド | 6.51% |
50~75%のファンド | 5.87% |
高コスト上位25%のファンド | 4.65% |
であったそうです。
見事にコストとリターンの関係に相関があるようです。
2.アクティブVSインデックス
また、アクティブファンドとインデックスファンドのリターンの差で見ると
・インデックス・・・8.43%
・アクティブ・・・7.50%
と、見事に差があったようです。
3.アクティブファンドにも良いファンドがあるはず?
2007年までに9年連続でインデックスを上回ったファンドが14本あった。
しかし、2008年もインデックスに勝てたファンドは1本しかなかった。
(常に勝つことは難しいようです)
4.日本の場合も当てはまるのか
2009年2月までの5年間のデータでは、
・インデックスに勝てたファンド37%(125本)
・インデックスに負けたファンド63%(214本)
と、インデックスが優位という事実があるようです。
また、コストとリターンの関係では
リターン(年率) | |
低コスト上位25%のファンド | 2.43% |
高コスト上位25%のファンド | 1.10% |
5.お奨めは
コアサテライトアプローチ。
コアポートフォリオはインデックスで運用。サテライトポートフォリオで超過リターンを狙うのが良い。
マルキール教授の考えからいうと100%インデックス化と思いきや、意外に一部アクティブ運用OKなんですね(^^)
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