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マルキール教授のセミナーに参加しました(4)

最後は、「どうやって投資するかについて」です。

重要なことはコストのようです。


1.コストとリターンの関係

過去15年間(米国)の投資信託のリターンとコストの関係
  リターン(年率)
低コスト上位25%のファンド 7.24%
25~50%のファンド 6.51%
50~75%のファンド 5.87%
高コスト上位25%のファンド 4.65%

であったそうです。
見事にコストとリターンの関係に相関があるようです。





2.アクティブVSインデックス

また、アクティブファンドとインデックスファンドのリターンの差で見ると
・インデックス・・・8.43%
・アクティブ・・・7.50%
と、見事に差があったようです。


3.アクティブファンドにも良いファンドがあるはず?

2007年までに9年連続でインデックスを上回ったファンドが14本あった。
しかし、2008年もインデックスに勝てたファンドは1本しかなかった。
(常に勝つことは難しいようです)


4.日本の場合も当てはまるのか


2009年2月までの5年間のデータでは、
・インデックスに勝てたファンド37%(125本)
・インデックスに負けたファンド63%(214本)
と、インデックスが優位という事実があるようです。


また、コストとリターンの関係では
  リターン(年率)
低コスト上位25%のファンド 2.43%
高コスト上位25%のファンド 1.10%
と、日本でも見事にコストとリターンの関係に相関があるようです。


5.お奨めは

コアサテライトアプローチ。
コアポートフォリオはインデックスで運用。サテライトポートフォリオで超過リターンを狙うのが良い。


マルキール教授の考えからいうと100%インデックス化と思いきや、意外に一部アクティブ運用OKなんですね(^^)


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