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ポートフォリオを考える 4

既に過去の記事にも書いていますので、今更なのですが、、、
今構築中(内藤忍氏のものを参考)のポートフォリオをより自分で納得できる物にしようと12月ぐらいから実は悩んでいます。 
(かなり悩んでますが、「ポートフォリオがリターンの9割を説明できる」という話ですので、納得いくまで頑張ります)

過去の記事
12/08 ポートフォリオを考える 2
12/03 ポートフォリオを考える 1


そして、色々調べた結果、やはり

論理的には「マーケットポートフォリオ」がよい。つまり、市場が効率的であれば、世の中にあるリスク資産を時価総額の割合で持てば、最も合理的なポートフォリオ。

ということで個人的には落ち着きました。

もちろん、「現実の市場は効率的か?」といわれると、バブルもありますし金融危機もありますので非効率だと思いますが、理想を追い求めても仕方ありませんので、ここは効率的であると仮定して私のポートフォリオを構築していくことにしました(^^;
(本当は、バブルなども検知する仕組みを内包させたかったんですが、、、)

さて問題は、
「世の中にあるリスク資産を時価総額の割合」

をどのように導くかですね、、(またまた、難問にぶつかりました(^^;)

一応、すぐ調べられる割合としては次のようなものがありました。






株式の時価総額割合

MSCIワールドインデックスを参考にすると

アメリカ 44.6% 北米圏   48.5%
カナダ 3.9%
日本 10.8%  日本  10.8%
イギリス 8.7%  欧州圏  23.9%
フランス 5.6%
ドイツ 3.8%
スペイン 3.0%
スイス 2.8%
香港 3.9%  その他  16.8%
豪州 2.5%
その他 10.4%

株式市場の時価総額比率


アメリカの占める割合が大きいですね。
この割合で私のポートフォリオを組むとアメリカと運命をともにしないといけなくなりますね(笑

ただ、ここで注意しないといけないのは、世の中のリスク資産は株式だけでないという点ですね。
株式より遥かに大きい市場として債券市場があります。


債券の時価総額割合

シティーグループが出している世界国債インデックスを参考にすると


アメリカ 20.3% 北米圏   20.3%
日本 28.5%  日本  28.5%
ドイツ 9.7%  欧州圏  42.5%
イタリア 8.7%
フランス 8.2%
イギリス 5.9%
スペイン 3.2%
ベルギー 2.6%
オランダ 3.9%
ギリシア 2.0%
その他 8.7%  その他  8.7%
 債券市場の時価総額割合

 
日本の債券は多いですね(さすが借金大国)
欧州も意外と割合が高いです。


さらに、世の中のリスク資産としては、株式や債券だけではありません
分かりやすいところでは、商品やREITやデリバティブ、 実社会では銀行融資残高もあります。
こういうことを考えると、最終的にはGDP(orGNI)に集約しそうな気もします。


世界のGDPの比率


米国 27.4%  北米圏 30.0% 
カナダ 2.6%
日本 9.0%  日本 9.0% 
EU27 29.8%  欧州圏 29.8% 
ロシア 2.0%  その他 31.5% 
中南米 6.1%
アジア(日本除く) 12.3%
その他 11.1%

 

困りました、マーケットポートフォリオが分かりません。。。
(適当に決めるしかないんでしょうか、、)
 
「12/31追記:続きを書きました > こちら

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この記事に対するコメント

無題

モンチさん初めまして(*^_^*)岩崎かおると申します♪
ポートフォリオを理論的に組むとなると、、ホント大変ですね^^;
でも、割合が分かりやすく表示されていたので、とても参考になりました!ありがとうございます☆

【2007/12/27 22:54】岩崎かおる #5497d33e0d(URL)[編集]

Re:無題

岩崎かおるさん

はじめまして、

>ポートフォリオを理論的に組むとなると、、ホント大変ですね^^;

「ああでもない、こうでもない」と悩んでいる間が実は楽しかったりします(^^

>でも、割合が分かりやすく表示されていたので、とても参考になりました!ありがとうございます☆


できるだけ面白い内容を書いていけるよう頑張りますので、またご訪問ください。

【2007/12/27 23:39】管理人

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