Date:2009/01/06 00:20
いくつかのブログで既に取上げられていますが、住信AMから1/16に新しいバランスファンドが出るようです。もちろん、低コストのお薦めファンドです。簡単にまとめますと
名称:世界経済インデックスファンド
設定日:1/16
投資対象:先進国と新興国の株式&債券を地域別のGDPを参考に配分決定。株式と債券のバランスは5:5
信託報酬:年率0.714%(税込み)
販売手数料:?
販売会社:ソニー銀行と住友信託銀行
(詳細は、こちらで確認ください)
特徴と言えば、セゾンバンガードグローバルバランスFと同様にマーケットポートフォリオ(時価総額でなくGDPを使うようですが)戦術で、債券と株式の割合が5:5。 セゾンのファンドの完全ライバル的存在ですね(^^;
セゾンバンガードグローバルバランスFの信託報酬が0.75~0.79%(ファンドオブファンズなのでアセットアロケーションによってコストが左右される)と比べると、世界経済インデックスファンドは0.714%なので少し有利ですね。 (やはり、かなり意識しての設定??)
STAMのバランスファンドといえば、SBIから販売されているSBI資産設計オープンF(スゴ6)もありますし棲み分けが難しくなってきますね。
ちなみにスゴ6の信託報酬は0.714%なので、世界経済インデックスファンドと同じです。
こういう良いファンドが増えて、どれを買うか悩めるのは良いですね。
少しだけ、他のバランスファンドとコストだけ比較してみます。
ファンド | 信託報酬 | 信託財産留保額 |
世界経済インデックスファンド | 0.7140% |
0.1% |
マネックス資産設計F | 0.9975% | 0.3% |
セゾンバンガード グローバルバランスF |
0.75~0.79% (FoFのため投資比率による) |
0.1% |
SBI資産設計 オープンF |
0.7140%
|
0.15% |
ジョインベスト グローバルバランスF |
0.525~0.635% (純資産が100億を超えると安くなる) |
0.2% |
楽天資産形成F | 0.525% | 0% |
投資対象の配分比率が違いますので単純に比較できませんが、低コストバランスファンドの中では「真ん中」ぐらいでしょうか?
ライバルのセゾンバンガードグローバルバランスFからの乗換え組が、ひょっとするといるかも知れませんね(^^;
ただ、販売網がソニー銀行と住友信託銀行だけというのが、少し寂しいですね。 かなり汎用性のあるファンドですので色々な証券会社から販売して欲しいです。
■参考情報
低コストバランスファンド(5本)を比較してみる(07/11/16)
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この記事に対するコメント
今年もよろしくお願いします。
こんばんは。なかなか良さそうなバランス型ファンドですね。自分で実際に買うかはともかくとして。
スゴ6が有るのに設定した理由を邪推すると、「スゴ6」はSBI専用になっているので、他の証券会社でも売りたい。REITの入ってない「5:5」が、売りやすいから。などですかね。
Re:今年もよろしくお願いします。
staygoldさん、今年もよろしくお願いします
>スゴ6が有るのに設定した理由を邪推すると、「スゴ6」はSBI専用になっているので、他の証券会社でも売りたい。REITの入ってない「5:5」が、売りやすいから。などですかね。
なるほど、リートのあり/なしがありましたか。
最近の流れだとリートがない方が好まれそうですし、こちらの方が売れるかもしれませんね(^^;