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ETFの流動性について

インデックス投資家の中では主要な投資先であるETF。 国内に上場されている数もかなり増えてきました。 種類についても、国内株式以外にも、商品・新興国株式・通貨・債券など幅広くラインナップされてきています。 さらに、昔は10万円以上の資金がないととうしできなかったのですが、最近では最低口数が小さくなり1万円前後から購入出来るETFも増えてきました。

個人的には、「投資環境的については、かなり良くなってきたのでは?」と思っています。
(もちろん、まだまだ要望したいこともありますけどね(汗))


でも、大きな問題が1つ残っているいます。

それは、




「投資家の中での盛り上がりに今ひとつ欠ける」
もう少し別の言い方をすると
「流動性が全くないETFが存在する」


人気のあるETF、ないETFが存在するのは、ある程度仕方がないこととは思いますが、個人投資家が投資する場合であっても支障をきたすようなETFが存在します。 例えば、

規模別 10月から入ってからだけを見ても、出来高0の日の方が多いです。
つまり、注文を出してもその日に買えない可能性が高い。


セクター別
  • ダイワ上場投信・TOPIX-17 シリーズ
同じセクター別であっても野村AMのNEXT FUNDSシリーズは、若干ながら取引きがあるのですが、こちらの方は酷いですね(セクターにもよりますが・・・)


商品(貴金属) ETFSの貴金属ETFシリーズは、最近上場されたばかりで証券会社によっては取引きできないところもありますので仕方がないかも知れません。 しかし、ETFS貴金属バスケットの場合、10月から全く出来高がありません。 (白金・パラジウムなどもあまり冴えませんが、、、)



色々なETFが上場されていきますが、この盛り上がりのなさはどうすれば良いんでしょうね?
一般投資家に取っては、理解しにくい金融商品なのでしょうか??
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この記事に対するコメント

無題

いつも楽しく拝見しております。
私が思うには流動性で気になるのはTOKの出来高です。VTやVWO、EFAなどと比べて2ケタくらい少ないです。例えばですが長期投資完了間際に大暴落が発生し、全売却しようにも売りさばけず下がるのを指をくわえて見ているようなことが起きないか不安になってしまいます。

【2009/10/16 23:14】通りすがり #98fbabd831()[編集]

Re:無題

TOKの出来高はちょっと頼りない感じがしますね。一般の個人投資家なら何とか売買に支障がきたさないギリギリの線かもしれません。

ただ、ETFの場合、市場での取引き(普通の投資家が売買する場合で、出来高として確認できる)以外に、ETFの交換設定というプロセスがあります(現物を差し入れてETFにする、その逆。 大量に取引しても価格に影響がでない)ので、価格が乖離することは、そうはないと思います。

日本人向け(?)のTOKが、米国に上場されているのも、機関投資家がETFの設定交換がしやすいように、つまり日本以外の先進国の株式を買ってきて設定しやすい時間帯という理由のようです。 残念ながら、個人投資家が買うというのは二の次です(個人投資家向けならターゲットである日本人が買いやすい市場に上場するでしょうし・・・)。
結果的に、出来高が低くなるのは、多分想定の範囲なのだと思います(機関投資家が大量に設定交換すれば取りあえずOKと思っているのだと思います)

【2009/10/18 00:48】管理人

無題

コメントありがとうございます。とても勉強になりました。
私も保有者として少し安心」いたしました。

【2009/10/19 23:45】通りすがり #936527e5fb()[編集]

Re:無題

お役に立てたなら幸いです。
今後もぜひお立ち寄りください。

【2009/10/20 00:46】管理人

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