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ドルコスト平均法が有利か不利かを考える(まとめ)

「ドルコスト平均法が有利か不利かを考える」シリーズ(?)のまとめです。
長い間ネタを引っぱってしまいました(汗)

その1では、
毎月、一定水準で買い続けるとする場合、「ドルコスト平均法」と「一定株数(口数)を買い続ける」のではどちらが有利かという内容を考えました。
結果は、
「ドルコスト平均法」の方が購買単価を下げる。価格の変動が多いほど「ドルコスト平均法」が有利。 数学的にも証明されていた。

その2その3その4では、
沢山の資金が出来た場合、「すぐに全額投資をするべきか」と「機会損失はあるかも知れないが、ドルコスト平均法で時間をかけて投資すべきか」について、どちらが有利か不利かを考えました。
結果は、
米国・日本の場合において、2/3の確率で全額投資の方が有利(ドルコストで1年に分けた場合)。 リターンにも差がでる。 リスク(ばらつき)はドルコスト平均法が有利。 ただ、元本割れという観点で見るとそんなに差が出ない。


まとめると
「全力買い」 >(確率的に) 「ドルコスト平均法」 ≧ 「一定口数購入」
という感じでしょうか?

では、この結果をどう活かせばいいかと・・・



毎月、お給料などでキャッシュフローがある方は、
「ドルコスト平均法で買わなくても、毎月余ったお金(余裕資金ですよ)は全額投資にまわす」
が良いのではないでしょうか?

毎月同じ額を積立てる場合、少し余裕を持った積立額にすると思いまが、そうすると「少しずつ資金が余る、そしてどこかのタイミングでスポット買い」、という状況になるかと思います。 それだとやはり期待損失がでます。 勝率2/3を信じてさっさと購入してしまいましょう。


退職金など、一生に一度の資金を投入する場合、
「一生に一度の出来事では、勝率よりも、もしもの下落相場に場合に備えたいので、ドルコスト平均法で買う」
という方法が良いかも知れません。
(ただ、確率を考えると一括購入の方が有利なんですが、、、もしリスク分散をする場合ドルコスト平均法で分散するより、そもそも株式に投資する比率を下げた方が合理的かもしれません)
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