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ETFの市場価格と基準価格の乖離

今日もまたまたETFネタでも、、

ETFは、日本語にすると「上場投資信託」などと呼ばれてますので、取引所に上場されている”投資信託”です。ただ、普通の投資信託と違う点は、
1)上場されているので株と同様に、市場が開いている間はいつでも取引ができる。
2)価格は、市場取引の中の需給で決まる。
と言う点などがあります。 (他のサイトにも沢山解説されてますよね、、)


そして、ここから本題ですが、

ETFは、やはり”投資信託”であるので、基準価格というものが存在します(単純にETFの純資産を受益口数で割り算すると、通常の投資信託のように基準価格を求められます)。 ただ、実際に取引する価格は市場の需給によって決まりますので、理論的な”基準価格”と、 取引する時の価格である”市場価格”の間には、常に乖離が発生しています。

例えば、国内で流動性が高いと思われる「TOPIX上場投信(1306)」の場合、





通常は、0.1%以下(0.01とか0.02等)の差が発生しています(ほとんど0ですね)。 

ただし、稀に1%以上の乖離が発生するときもあります。

以下、「TOPIX上場投信(1306)」の基準価格(理論価格)と市場価格(取引価格)の差をグラフにしたものです。

ETFの理論価格と市場価格の乖離

どうでしょう?
2008年2月ぐらいは、1%程度の割高
2007年6月ぐらいは、1%程度の割安
だと言えます。

例えば、1%割高時に買った場合は、、、考え方によりますが、販売手数料1%の投資信託を買ったようなものです。 何気にコストを抑えるつもりでETFを買っていたが、実は余計なコストが裏で発生していたという残念な結果になりますね(^^;


最後に、このネタをどう活かすかですが、

リレー投資(投資信託で積み立てて、資金が貯まったときにETFに乗り換え)を行うときのタイミングとして、ETF割安時を狙う

と言うのはいかがでしょうか?
上手くいけば、 1%以上のディスカウント価格でETFに乗換えができます。(かなりお得!!)


お金が沢山あれば、現物とETFのサヤ取りというのもあるのかもしれませんが、個人投資家には無理ですので、、、、、勿論、信用売りはリスクが高すぎるので論外ですね

■参考情報
野村のETF NEXT FUNDS > TOPIX連動型上場投資信託(1306)
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