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海外ETF(Lyxor)7本が楽天証券に追加されました。

他のブログでも既に話題になっていますが、楽天証券で新しく7本のETFの取り扱いが始まるそうです。
詳細は楽天証券のサイトで

GJ! 楽天証券(^^;

さて追加されるETFのラインナップですが、
  • リクソーETF MSCI ワールド
  • リクソーETF MSCI ACアジア・パシフィック(除く日本)
  • リクソーETF MSCI インディア
  • リクソーETF MSCI 韓国
  • リクソーETF ロシア(DJ RUSINDEX TITANS 10)
  • リクソーETF ナスダック 100
  • リクソーETF コモディティーズ CRB(ロイター/ジェフリーズCRB

です。
注目は、やはり”MSCI ワールド ”でしょうか?
個人的には、コモディティのRJ/CRBインデックスも気になります。

今回のETFは、香港市場に上場しているようですので、手数料が中国ETFの取り扱いになります。
よって、販売手数料は、「約定代金の0.525%(最低手数料525円、手数料上限5,250円)」となります。
(小口でも安心して買えますね。 もちろん100万円以上購入で手数料がさらに安くります。)


あと、今回のリクソーのETFは、手法が面白いですね。(シンセティック・リプリケーション手法と呼ぶらしい)






楽天証券のサイトに詳しく書いてありますが、、
-------
・ざっくりインデックスに連動するようなポートフォリオ
・エクイティ・スワップ(上記ポートフォリオとインデックス間)
-------
を使ってインデックスに連動させるようです。

このポートフォリオの肝は、ずばりエクイティ・スワップですね。

エクイティ・スワップは、ある株式の値動きと、別の値動き(株式や金利など)を交換する契約のことです。
例えば、1ヶ月後のTOPIXの値動きと短期金利を交換などがあります。 この場合だと、TOPIXが1ヵ月後に下がっても株式の損失は出ず、交換した金利のほうを貰うことができます。逆にTOPIXが上がれば、その収益を取られてしまいます。(株価が下がりそうだから一時的にヘッジしたいときに使われます)

リクソーの場合は、「ざっくりインデックスに連動するようなポートフォリオ」と「インデックス」の値動きを交換する契約を利用するみたいです。 こうすれば、インデックスからの乖離分(損失も収益も含め)をこのエクイティ・スワップで賄う事ができます。

よって、「ざっくりインデックスに連動するようなポートフォリオ」+「エクイティ・スワップ」=インデックスです。


うーん、なかなか、凄い手法ですね。 
大部分は現物株のポートフォリオで持ち安全性を高めておきながら、インデックスの差分をデリバティブで補うことができますね。 理論上は、インデックスとの連動性がほぼ100%に近づくのではないでしょうか?(コストは無視していますが)。

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