Date:2007/07/24 23:14
このページに来てくれる方々の検索キーワードを調べると、意外と「ベトナム」という語句が上位に来ます。ということで、またもベトナムについての内容を、、、(汗)
一応過去の記事(新興市場関係)
iShares MSCI Emerging Markets Index (海外ETF)
VISTA関係の投資信託
SBIインド&ベトナム株ファンド
閑話休題
今回、日経BPに面白い記事を発見しました。
「株高騰は続くか? ベトナム/タイの今を巡る。株式口座・開設体験記~ベトナム株での成功は、現地のサポートで決まる」
という記事です。内容は、実際にベトナムで株式口座を開く内容なのですが、さすが体験記だけあって内容の重みが違います。
特に気になったのは、以下の部分です
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1.「一発大儲けのチャンス」
こういう考えの人は結構多いのだと思う。書店に行けば中国の次はベトナムだ、ベトナム投資は今がチャンス、とばかりに多くの本が並んでいる。テレビでも「ガイアの夜明け」で、ある男性がベトナムに投資して数年で100万円が3億円になった、という話が取り上げられていた。こういう話題が周りで聞こえてきたり、読んだりすると「乗り遅れるな」とばかりにベトナム!という風になっている。
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なるほど、最近ベトナム人気なのは、テレビ番組があったんですね。
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ホーチミン取引市場109社、ハノイ取引市場87社(2007年7月18日現在)。合わせて200社に満たない今のベトナムは、銘柄研究に最適なサイズなのである。
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前の記事にも書きましたが、やはり市場は小さいんですね。こんなに小さな市場に日本マネーが押し寄せているということを考えるとちょっと怖いですね。
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とんでもない話をもう一つ。実はネットや出版物であまり紹介されていない話だが、ベトナムではインサイダー取引が横行していることがある。証券会社の従業員もインサイダー情報を基に、平然と自分の儲けのために売買しているのだそうだ。
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こういうのを見ると日本人は格好のカモですね? もし投資しようと思っていうなら、現地に強い運用会社を通したファンドじゃないとだめですね。
最後に、もうひとつポジティブなところで、、
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ベトナム株に投資するということは、ある程度の長期戦になる(長期投資に向いているという意味)。高度成長の真っ只中にあるベトナムの今を、肌で感じること、街角に立って目を閉じて考えてみることだ。
結局ベトナムを知らないまま株に投資するのは、たぶん続かないのではないかと思う。
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好き嫌いで投資するのはナンセンスという考えもありますが、新興市場の投資はこれぐらいの覚悟でやるべきですよね。確かに将来リタイア後ベトナムにロングステイする等を考えているなら魅力的な投資先ですね。
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